前回は屈折(正視・近視・遠視・乱視)についてお話しさせていただきましたが、今回は近視・遠視・乱視の矯正方法についてお話しさせていただきます。矯正方法には眼鏡、コンタクトレンズ、屈折矯正手術などの方法がありますが、基本的に眼科の検査では眼鏡レンズ(検眼レンズ)を使用して矯正していきます。眼科の視力検査で受ける矯正方法です。
前回もお話しましたが眼は、カメラのような構造をしています。眼に入ってきた光が、網膜(眼の奥で光刺激を受け取る神経組織、カメラのフィルムに相当)で焦点を結び、物体が見えています。この網膜に焦点を結ぶように検眼レンズを使用して矯正していきます。
【近視の矯正…近視は網膜より手前で焦点を結んでいる状態のため、凹レンズを使用して眼に入る光を逆方向に屈折させて焦点を遠くに置くことにより網膜に映る物に焦点が合った状態に調節して矯正します。】
【遠視の矯正…遠視は網膜の後ろに焦点があっている状態のため、凸レンズを使用して眼に入る光を屈折させて焦点を近くに置くことにより網膜に映るものに焦点が合った状態に調節して矯正します。】
【乱視の矯正…乱視は角膜や水晶体がラグビーボールのように歪んでいる状態で、一方と他方のカーブの大きさが違って歪みがあるために網膜に焦点が合わずに見えずらい状態です。乱視の場合は円柱レンズを使用して歪みを矯正して網膜に焦点が合うように矯正します。乱視は乱視の方向(眼の歪み)に合せて矯正を行います。乱視の方向は人それぞれ異なるため、乱視の方向とレンズの角度を正しく一致させることが大切です。】
近視、遠視、乱視の場合はそれぞれに応じた度数の眼鏡やコンタクトレンズで矯正することによって網膜に焦点を合わせて見えやすい状態にします。視力検査では様々な度数の検眼レンズを使用して、最適なレンズを選択し正確な視力と度数を測定していきます。正確な矯正度数と矯正視力を測定する場合は、眼科や信頼できる眼鏡店で測定してもらうようにしましょう。
オホーツク眼科では眼科検査のエキスパートである視能訓練士が5名在席しています。安心して検査を受けてください。
お話:医療法人 白羽会「オホーツク眼科」主任視能訓練士 田平 健資 氏


