健康・福祉コラム

季節の変わり目こそ要注意!? こころの疲れ

 夏の暑さのピークが終わり、過ごしやすい時期になってきたはずなのに、からだがだるい、疲れがとれない、やる気が出ない…といった心当たりはありませんか?
徐々に気温が下がっていく季節の変わり目は、こころとからだの不調が出やすい時期でもあります。
こころの疲れは、自分ではなかなか気づくことができません。特に仕事や子育てをしていると、「ちょっと疲れているだけ」「自分がやらないと…」と我慢してがんばり過ぎてしまい、弱音を吐けないままダウンしてしまうことも…。
些細なことで不安やイラ立ちを感じたり、不眠や肩こり、食欲の増減など変化が出てきた場合は、疲れたこころが発するSOSかもしれません。
1日のこころの疲れは、その日のうちに解消しましょう
【睡眠】
睡眠不足は疲れを次の日にも残し、頭と体の働きを弱めるもとです。毎日同じ時刻に眠る、寝室・寝具を整える、昼間にからだを動かすなど工夫しましょう。
【食事】
甘いものや嗜好品を食べすぎたり、欠食によってビタミンやミネラルなどが不足すると、ストレスに耐える力を弱めてしまいます。
【入浴】
入浴は血行が良くなり、神経をリラックスさせる効果があります。 寝る前に38~40度のぬるめの湯につかることで、より効果が高まります。
【スポーツ】
からだを動かすことで全身の血液の循環が良くなり、老廃物が洗い流され、頭もすっきりします。
【音楽】
音楽は、心を落ち着かせたりワクワクさせたり、気分を良くしてくれます。カラオケなど大きな声で歌うことも、ストレス発散に役立ちます。
歩き疲れたときに、ちょっと休むとまた歩けるように、こころが疲れたときも、ちょっと休むことが元気でいられる秘訣です。

kenko2409

■お話 北見市保健福祉部健康推進課 保健師 松本 愛美 氏

  2024/08/24   M I
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