現在、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は50%以上(男性:3人に2人、女性:2人に1人)といわれています。年齢別にみてみると、30代・40代では子宮がん・乳がんなど女性の方が多いのですが、男性も女性も40歳を過ぎると年齢とともに増えはじめ、50代でがんにかかる確率は、男性の方が多くなっています。がんは医療の進歩により完治することも多くなっており、早期に発見し治療につながると、治るがんもあることがわかってきました。そのため、症状が無いうちから、がん検診を受診することがとても重要です。
北見市では、6月よりがん検診が始まりました。
市で行っているがん検診は、日時や場所が決まっている集団バス検診と、指定医療機関で受ける個別医療機関検診の二つの方法があります。集団バス検診では地域の住民センターで行う日や、子宮がん検診や乳がん検診では働いている方も受けやすいよう、朝早い時間帯や夕方から始める検診もあります。また、小さいお子様(3歳以下)を連れて受診ができるよう託児を設けている日もあります。
詳細は5月号広報折込「令和7年度がん検診のおしらせ」、市ホームページ「北見市 がん検診」をご覧頂き、ぜひご自身にあった検診方法をお申し込みください。
そのほか、6月より健康づくりポイント事業がスタートしました。がん検診を受けたり、健康講座に参加することでポイントを取得、50ポイント獲得で景品交換を行っています。今年はLINEショップカードで気軽に取り組めますので、ぜひご参加ください。
お話 北見市保健福祉部健康推進課 保健師 大江 美由紀 氏