健康・福祉コラム

大腸がん検診って どんな検査をするの?

 少しずつ夏の気配を感じる頃となりました。北見市では6月からがん検診を実施しています。皆さん、がん検診のお申込みはお済ですか?今回は、男女共に上位の罹患率となっている大腸がんの検診についてご紹介します!
早期の大腸がんは、自覚症状がほとんどないため「症状が出たら病院に行く」と思っていると、気づいた時には進行している場合があります。症状がない時からがん検診を受けることが大切です。40歳から1年に1回がん検診を受け、もしもの時のために、がんの早期発見と早期治療につなげていきましょう。

~大腸がん検診(便潜血検査)のおおまかな流れ~
大腸がん検診を申込む→便潜血検査キットを受け取る
→2日分の便をとる→検査容器を提出する
【便潜血検査とは?】
採便棒で便の表面全体をこすりとり、提出するものです。

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【便の表面全体をこするのは…なぜ?】
腸の中に大腸がんやポリープがあると便とこすれて出血することがあります。そのため、便の表面全体をこすることで、便の表面に付いたわずかな血の有無を調べて病気の疑いをみつけます。

【検査結果が届いたら】
すぐに検査結果を確認しましょう。検査の結果で「要精密検査」とあれば、必ず精密検査(全大腸内視鏡検査)を受けましょう。

がん検診を受けることで、早期発見・早期治療につながること、異常なしの場合はホッと一息・・・安心して過ごせるメリットは大きいです。
自分自身のため、大切な人の笑顔を守るために、ぜひ検診を受けましょう!

※大腸がん検診は、通常40歳以上が対象です。お住まいの市町村または職場の検診担当へお申込みください。

■お話 北見市保健福祉部健康推進課 保健師 橋本 真依 氏

  2024/06/25   M I
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