健康・福祉コラム

歯とお口を健康に保ち 「歯っぴぃ」に♪

 6月は、学校等でも歯科検診が増える時期ですよね。6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。この機会に歯とお口の健康について考えてみましょう。
お口の健康を保つポイント
・歯みがき
歯の汚れ(歯垢や食べかす)が、残っているとむし歯や歯周病を悪化させる原因になります。
歯垢は歯についているもので、舌で歯を触るとざらざらした感じがあります。歯ブラシ、デンタルフロスや歯間ブラシ等を使用しお口の中を清潔に保ちましょう。
また、義歯にも汚れはつきます。触るとぬるぬるした感じがあり、そのまま使用すると歯茎や粘膜が赤くなり炎症が起きてしまいますので、こちらも清潔を保ちましょう。
・よく噛んで食事しましょう
よく噛むことで、唾液が出るようになりお口が潤います。お口が乾燥することでむし歯や歯周病が進行しやすくなります。歯がなく噛めない、義歯が合わなくよく噛めない時には、歯科医療機関で診てもらいましょう。
・お口の体操
お口や舌の筋肉が低下すると、話しにくさ、飲み込みにくさをなどの症状がでてきます。
「あいうべ体操」など行いお口の筋肉を鍛えましょう。
・検診
お口の中は狭く、自分では歯やお口の異変に気付かないものです。歯とお口のプロに最低1年に1回はお口のチェックをしてもらいましょう。その際に、歯のクリーニングしてもらったり、自分に合った歯ブラシや磨き方の相談もしてみましょう。
また、歯に痛みがあったりお口に異変がある場合は、治療をしてもらいましょう。
北見市では歯周病検診(年度内40,50,60,70歳の方)、歯っぴぃ健診(後期高齢者医療制度に加入の方)を行っています。まずは、自分のお口の状態を知ることが健康の第一歩です。
歯とお口の健康を保ち「歯っぴぃ」に過ごしましょう。

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■お話 北見市保健福祉部健康推進課 歯科衛生士 鈴木 千絵 氏

  2024/05/24   M I
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