朝ごはんは1日を元気にスタートするために欠かせないものですが、北見市は全国と比較して朝ごはんを食べていない人が多く、特に一人暮らしを始める20歳代をピークに朝食の欠食率が高くなっています。この春から一人暮らしを始めるという方も多いと思いますが、皆さん、朝ごはんは食べていますか?
【朝食の役割】
朝食は、寝ている間に消費されたエネルギー源を補給して脳を活性化させる、体温を上げて代謝をアップさせる、便秘を予防してくれる等、とても大切な役割があります。
【朝食を毎日食べるためには?】
農林水産省が行っている「食育に関する意識アンケート調査(令和7年3月)」から、朝食を毎日食べていない人に朝食を食べるために必要なことを聞いた結果、多かった順に①朝、食欲があること、②自分で朝食を用意する時間があること、③朝、早く起きられること、となっていました。これらは生活リズムと大きく関係しています。朝食を食べていないという方は、生活リズムから見直してみることが重要です。
【朝食と生活リズムの関係】
夕食の時間が遅く、寝る2時間以内に食べることがある、または夕食後にアイスやスナック菓子を食べるという習慣がある方は特に要注意です。遅い時間に何か食べてしまうと、食べたものを消化するために眠っている間も胃腸が活発に働きます。そうするとぐっすり眠ることができず睡眠の質が低下し、疲れを取ることもできないので朝なかなか起きられない、また、お腹も空かず朝食も食べることができない…という悪循環になってしまいます。夕食は寝る2時間前には食べ終え、夕食後の間食は控えると消化がある程度終わってから眠ることができるので睡眠の質が良くなり、朝スッキリ目覚めることができます。どうしても夕食の時間が遅くなるという方は夕方におにぎり等の主食を食べ、帰宅後に脂肪の少ないおかずを中心に食べる等の工夫ができると良いです。
【基本は早寝・早起き・朝ごはん!】
日中を充実して過ごすためには早寝・早起き・朝ごはんが大切です。朝、どうしても食欲がない方は起床してから30分くらい時間を空けて朝食にする、バナナやヨーグルト等食べやすいものから食べる等、毎日食べる習慣をつけていきましょう。

お話 北見市保健福祉部健康推進課 管理栄養士 水戸部 春菜 氏
