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ペット広場タイトル

グラ・コムペット広場は、毎月のように送られてくる読者からの要望により2003年8月号より連載がはじまりました。その時々の人気のペットの紹介や育て方、接し方などに触れながら続いてきました。 アース動物病院院長 高良広之先生による医療コラムは、2003年12月号より連載が始まりました。グラコムネットではペット医療コラムとかわいい自慢のペット達を紹介する「みんなのひろば」のコーナーがあります。ぜひ参加してくださいね。

ペット医療コラム Vol.5

大型犬について

気を付けたいこと

大型犬の種類については以前のグラコムをごらんください。いずれの大型犬とも子供のころは、本当に可愛いですね。多少手荒に扱っても、遊んでもらっていると体中で愛想を振りまいてきます。
そして本当にいたずら好きですね。大型犬のお産を経験された方は、あの凄まじい子育てを終えたわけで、本当にご苦労さまでした。
いたずらと言えば、家の中で何気なくおいているものを遊び感覚で口にいれてしまいます。
大型犬なのでテニスボール、軍手、スーパーボール、子供のおもちゃや、以外と多いのが湿布薬です。これらのものを遊びながら簡単に飲んでしまいます。
すぐに吐けるものならいいのですが、内視鏡でも取れず、開腹手術になってしまうことがたまにあります。(恥ずかしながらウチの犬もなったのですが)電気のコードをかじって、感電する犬もいます。
新しく子犬を迎える前には家の中を充分にチェックしておきましょう。
また、大型犬の子犬は成長期の食事が特に大切です。体重も1日100g以上増えるため、バランスの取れた子犬用フードを与えましょう。中には誤解をしている人もいますが、ちゃんとしたフードにカルシウムの添加は必要ありません。
特に日本では大型犬の股関節疾患が多い傾向があります。歩き方の異常を見つけたら直ちに病院でチェックしてもらいましょう。
また、筋肉や骨の成長のためには適度の運動が必要なので、定期的な散歩の時間を取る必要があります。ただし、食事のすぐあとに運動すると胃拡張や胃捻転の危険があるので充分注意しましょう。

アドバイス:アース動物病院 院長 高良広之氏
北見市北進町4丁目3番43
TEL0157-22-6367
グラコム2004年5月号掲載

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