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ペット広場タイトル

グラ・コムペット広場は、毎月のように送られてくる読者からの要望により2003年8月号より連載がはじまりました。その時々の人気のペットの紹介や育て方、接し方などに触れながら続いてきました。 アース動物病院院長 高良広之先生による医療コラムは、2003年12月号より連載が始まりました。グラコムネットではペット医療コラムとかわいい自慢のペット達を紹介する「みんなのひろば」のコーナーがあります。ぜひ参加してくださいね。

ペット医療コラム Vol.1

犬の病気〜遺伝的疾患について〜

日本では小型犬が好まれる傾向が強く、それに伴った先天性の疾患に気を付けなければなりません。

膝や股関節の奇形

程度の大小はありますが、ほぼ半数に見られます。数週間から数カ月で判明しますが、購入時にはわからない場合もありますので飼主さんに渡ってから歩き方が変だったら、まずペット屋さん・ブリーダーに相談した方がいいでしょう。

循環器系の奇形

肝臓に入る血管が迂回したり、心臓の血管の狭窄、欠損などや胎児の時の血管が出生後も残ってしまい支障をきたす場合もあります。

その他の奇形

脳の奇形も小型犬には結構みられます。水頭症、小脳欠損などです。歩きはじめの頃から異常に気付くでしょう。その他、眼や口の奇形もたまにあります。

いずれも成長が遅れたり、沈うつになったりしますので、購入の際は気をつけてみてください。

アドバイス:アース動物病院 院長 高良広之氏
北見市北進町4丁目3番43
TEL0157-22-6367
グラコム2003年12月号掲載

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