タイトル

乾燥肌


 今日も嶋川先生とのぞめさんは、バーザムーンのようです。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【田杉】「嶋川先生、のぞめさん、いらっしゃいませ。」
【島大】「嶋川先生、今日も少し教えてほしい事があるの..
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2018年01月31日(水) No.829 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

女性と漢方(161) 〜貧血に伴う症状に漢方薬〜


『34歳Bさん。食欲がなく、疲れやすく、めまいや立ちくらみが頻回におこるので近医受診したところ貧血と診断された。婦人科受診を勧められ、当院に来院。』
 貧血とは、血液中の赤血球やそこに含まれる血色素(..
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2018年01月31日(水) No.828 (山内先生(産婦人科)のコラム)

9、10か月健診


 赤ちゃんは生後6か月を過ぎると体重の増加がゆっくりとなり、9か月健診では体重は8〜9圈⊃板垢70〜74僂らいです。

●運動発達
 お座りは6〜8か月ででき、9か月ではほぼ全例でできるようになります。ハイハイは個人差が大きく、運動発達の指標になりにくい面があります。タカバイでかなり早く移動できる児もいる一方で、全くしようとしない児や後ろにハイハイする程度の児もいます。つかまり立ちは、10か月になるとほとんどの児でできるようになります。脇を持って立たせても下肢を床につこうとせず、うつぶせをいやがり、ハイハイを全くしないで座ったまま移動する場合、シャフリングベビー(いざりっ子)の可能性があります。他の発達は正常ですが、歩行の開始は遅れ、大体1歳半から2歳で歩きはじめます。歩ければその後の運動発達に問題はありません。家族歴が3分の1くらいあるとされていますが、なぜこのような特異的な発達過程をとるのかよくわかっていません。
 シャフリングベビーは10〜20人に1人くらいの頻度ですが、注意して経過を見てゆく必要があります。



●パラシュート反射
 9か月健診で重要な検査があります。赤ちゃんをうつぶせにして持ち上げ、頭を下にした状態で急に下降させると、手を広げて身体を防御しようとします(大人がよろめいた時、とっさに手を出すのと同じ)。
この原始反射は、10か月にはほぼ全例にみられます。反応がない、手の開きが悪い、左右差があるかなどをチェックします。

●ものまね、やりとり
 9か月児は、バイバイ、イヤイヤなどのものまねをします。喃語が出る児もいます。ダメとかいうと手を引っ込めたりお母さんの顔をみたりと、他者とのやりとりができるようになります。機嫌よく一人遊びができるようになり、両手でおもちゃを持てるようになります。母指がかなり独立するようになり小さなものを親指と他の指の腹側でつかめるようになります。

■9か月健診のポイント
・つかまり立ち
・パラシュート反射
・母指の独立
・ものまね
2018年01月31日(水) No.827 (秋山先生(小児科)のコラム)

似て非なるもの(逆の作用)1


関節リウマチ(RA)治療薬であるMTX(メトトレキサート)は、葉酸(フォリアミン)の構造を2カ所変えただけの物質ですが、葉酸の核酸合成能を阻害するため葉酸代謝拮抗薬と呼ばれています。
 1947 年、アメリカン・サイアナミッド社レダリー研究所で合成されたアミノプテリンの誘導体からMTXが作られました。
 RAに対する有効性は、1988 年に米国で、1999年に日本で承認されました。その後2011年の公知申請承認を経て、日本では週8咾泙任箸気譴討た用量が2倍の16咾泙濃箸┐襪茲Δ砲覆蠅泙靴拭F瓜に葉酸(フォリアミン)を副作用回避のために、24〜48時間後に併用することがガイドラインに明記され、保険適用となりました。逆の作用で働く葉酸を正しく使えば、MTXで起こる肝障害、腎障害、口内炎など、副作用のうち軽度なものを抑制できます。
 葉酸とは水溶性ビタミンの1種です。ビタミンB群として今では8種類(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン)が知られています。 かつて、ビタミンB群の発見を巡る競争があり、たくさんのビタミンBが提唱されましたが、今では前述の8種類に収まっていますが、葉酸もそうした競争の中で見いだされ、別名「ビタミンM」とか「ビタミンB9」とも呼ばれていました。メチル基(−CH3)やメチレン基(>CH2)ホルミル基(−CHO)など、炭素1原子を含む残基を生体内でやり取りするのが葉酸の機能の本質で、葉酸の働きにより炭素原子が移動し、核酸が合成され細胞分裂が起こるため、葉酸は生物の発生と成長のために不可欠な物質なのです。


 1930年代に、英国の医師、ルーシー・ウィルスらが、インドで酵母エキスに貧血を予防する物質が含まれていることを発見しました。1941年にホウレンソウからも同じ物質が分離されFolate(またはFolic Acid)と命名されました。この物質に「葉酸」という和名を付け、国内の臨床栄養の分野に広めたのは、先ごろ105歳で亡くなられた医師の日野原重明先生です。葉酸は、妊娠初期の胎児の脳や脊椎の先天性欠損のリスクを減らすための栄養素としても重要で、酵母やレバーのほか、濃緑色野菜、豆類、ナッツ類に多く含まれている物質です。
 次回はMTXなどについてお話します。
2018年01月31日(水) No.826 (原口先生(薬剤師)のコラム)