タイトル

冬の皮膚病


 今日も嶋川先生とのぞめさんは、バーザムーンのようです。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【島大、田杉】「嶋川先生、のぞめさん、今晩は。」
【のぞめ】「島大さん、田杉さん、今日も寒いですね。」
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2017年12月27日(水) No.825 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

女性と漢方(160) 〜朝起きれない女子中学生〜


『14歳Aさん。小学6年生のころから朝起きにくくなった。近医にて起立性調節障害(以下ODと略)と診断され、内服薬(ミドドリン塩酸塩)などで軽快したことがあるものの、その後頭痛・倦怠感にて他院で『補中益気湯(ホチュウエッキトウ)』を処方され症状は一時改善した。中学1年の夏休み前から、朝起きられず登校できなくなり、ミドドリン塩酸塩と『小建中湯(ショウケンチュウトウ)』を処方されたが、改善されず当院に来院。』
 ODは思春期初期にみられる自律神経失調症とされ、不登校の原因の一つにもなっています。起立時の血圧低下にはミドドリン塩酸塩などの昇圧剤がよく用いられますが、動悸などの副作用のため治療困難な例は少なくありません。


 Aさんの症状で「口渇、立ちくらみ、心下部振水音(みぞおちのあたりを揺らすとポチャポチャと音がする状態)」は「水毒」、「疲れやすい、身体が「だるい、体が重い、食欲がない」は「気虚」と漢方医学的にとらえらえましたが、「朝起きられない」症状をODとみるか、うつ症状とみるかが問題でした。気分の抑うつなどは明らかでなかったため、基本病態を「気虚」ではなく「水毒」とみて『苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)』を処方しました。
 二週間後、「朝起きやすくなり、学校へは週2回午前中行けるようになった。」との事。頭痛がひどいときには『五苓散(ゴレイサン)』を併用してもらいました。4週間後、「午前中は毎日登校できた。」母親がかわりに来院したので追加処方し、良くなれば廃薬としました。
 「朝起きられない」という主訴に対しては、うつ症状との鑑別が重要になります。Aさんの場合には明らかな精神症状や学校でのいじめなどのエピソードを認めなかったのでODを主とした病態を考えました。もしメンタルヘルス的不調が主となる場合であれば、「気虚」に対しては『補中益気湯』『六君子湯(リックンシトウ)』が有効でしょうが、ODに類似したうつ症状に対する効果は期待しがたいと思われます。
 今回の「朝起きられない」原因を精神面・身体面のいずれに求めるかは他の症状と合わせた総合的な判断が必要です。
2017年12月27日(水) No.824 (山内先生(産婦人科)のコラム)

6か月健診


 赤ちゃんが生まれて半年、寝返りが上手になり、お座りが少しずつ安定します。人見知りも始まり、離乳食にも慣れてきています。お母さんからの免疫がなくなってくる時期でもあり、カゼをひいたり、熱をだしたりすることがあるかもしれません。

6か月健診の質問項目とチェックポイント
●両手をついて背を丸くして、ほんのわずか座れますか
●どちらかに寝返りしますか
●抱っこしていると顔をいじりますか
●そばにあるものを手を伸ばしてつかみますか
●お母さんがわかりますか
●立たせると足をピョンピョンしたり、足をつきますか
●お母さんが名前を呼ぶと振り向きますか
●話しかけるような声を出しますか
●声をかけると、泣き止んだりうれしそうな様子をみせますか
●目の位置がおかしいと思いますか


 あおむけでしばしば足の指をもって遊んだり、しゃぶったりします。6か月ではお座りが出来なくても異常ではありません。6か月前半では背中を丸めて両手をついてほんの数秒座れます。7か月では手をついてしばらくの間座れます。寝返りは6か月でできなくても異常ではありません。抱っこしていると、顔を見て手で触れて確かめようとします。興味のあるものに手を伸ばしてつかむようになります。手を伸ばしてつかむか、つかまないか、どんなつかみ方で取るかをチェックするために、顔にタオルなどをかけるテスト(ハンカチテスト)を行います。5か月児では布をかけると両手でさっと取り、6か月児では片手で取ることが多くなります。

6か月健診のキーポイント
●体重の1日あたりの増加量は10〜15g(3か月健診から1圓倭加)
●寝返り、お座りの状況
●うつぶせで、肘ではなく手で上半身を支える
●顔にかけた布を手で取る
●手を伸ばして物をつかむ(親指、人差し指、中指で物をつかむ)
●両手を合わせる
●人見知りをする
●話しかけるような声を出す
●予防接種の接種状況のチェック
2017年12月27日(水) No.823 (秋山先生(小児科)のコラム)

医薬分業のメリットについて


 今回は医薬分業のメリットついてお話します。
 まず、最初に院外処方のメリットとしてはどこの薬局で薬をもらってもいいというのが患者さんにとって便利なようです。
 病院で発行された院外処方箋は有効期..
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2017年12月27日(水) No.822 (原口先生(薬剤師)のコラム)