タイトル

ヨクイニン錠


 今日は嶋川先生とのぞめさんはバーライアのようです。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【田吉】「嶋川先生、のぞめさん、いらっしゃいませ。先生また少しお聞きしたい事があったのですが、宜しいですか?」
2017年02月01日(水) No.781 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

女性と漢方(149)〜腰痛症に対する漢方薬〜


 腰痛はぎっくり腰などの急性なものから慢性なものなど様々なケースがありますが、今回は腰痛に関わる漢方薬についてお話いたします。腰痛は整形外科的な治療がまずは重要ですが、それでも完全に症状が改善しない場合やそれに伴う不定愁訴が続く場合には漢方薬が役立つことがあります。


 ぎっくり腰などの急性のものには『芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)』を頓用すると劇的に良くなります。これは症状が出現した場合になるべく早急に内服するのがコツです。
 慢性的な腰痛にしびれを伴う場合には『牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)』、それに下肢の冷えを伴う場合には『当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)』、特に腰痛以外に症状がない場合には『疎経活血湯(ソケイカッケツトウ)』をよく使います。 慢性化した腰痛には「瘀血(オケツ)」といういわゆる「うっ血」によるものが多く、これを改善する「駆瘀血薬」である『桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)』などを併用するとより効果的です。
 長い距離を歩けない、特にある一定の距離を歩くとそれ以上は休まないと歩けなくなる症状(間歇性跛行)には動脈の閉塞などによっておこる血管性のものと、腰部脊柱管狭窄症などによっておこる整形外科的なものがありますが、症状の原因は別でもどちらの場合にも漢方医学的には『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』が有効であることが知られています。
 腰痛症は手術による治療が可能であれば、それが最優先ですが、何らかの理由でそれができないとか、手術までの待機中などにも漢方薬は適応となります。
 症状の改善には一筋縄ではいかない場合も多いですが、痛みが強い場合にはさらに『附子(ブシ)末』を加えたり、「気」を補う『補中益気湯(ホチュウエッキトウ)』を用いたりもします。腰痛が続くと気持ちも落ち込んだりしますが、漢方薬はそちらもカバーしますので、漢方治療はある意味では実践的な治療でもあると思います。
2017年02月01日(水) No.780 (山内先生(産婦人科)のコラム)

三歳児検尿


 わが国では、学校検尿とともに集団検尿の一環として、三歳児検診の際に検尿が行なわれています。その数は、全国で年間90万人に上ります。
 集団検尿の検査目的は、将来腎不全に至るような腎疾患の早期発見です。学校検尿ではIgA腎症を中心とする慢性腎炎、三歳児検尿の対象疾患は、先天性腎尿路奇形(CAKUT)になります。CAKUTは、小児慢性腎臓病の原因疾患の半数以上を占め、1990年後半以降は、糸球体腎炎<CAKUTとなっています。早期に発見すべきCAKUTの子どもは、人口1万人当たり1〜5.5人と推測されて
います。
 三歳児検尿は1965年から行なわれている歴史ある検査です。2007年に実施された全国調査では、98.5%の市町村で三歳児検尿が実施されていました。しかし検査項目は様々で、蛋白尿99.9%潜血80.3%、尿糖88.1%、白血球14.7%でした。
1回のみのスクリーニングが70%、しかも有所見児に対する精密検診の方法が明確に決められている自治体はわずか25%でした。
・北見市の検査方法
 北見市では、蛋白尿だけの検査です。尿蛋白(±)以上で再検査を行い、(+)以上の場合精密検査目的で、かかりつけ医の受診を勧めています。(最近の検討で、三歳児検尿での潜血や白血球の検査の必要性がないことが示されています)
 1次精密検査(かかりつけ医)では、血液検査(血清クレアチニン)、尿検査(尿蛋白/尿クレアチニン比)、尿β2ミクログロブリン/尿クレアチニン比)高血圧の有無などを調べます。
異常がある場合は、2次医療機関で超音波検査などのさらに詳しい検査を行うことになります。
・結果


 表に示すように、過去5年間で異常を指摘された児はいませんでした。保健センターで再検査できなかった児もほとんどすべてがかかりつけ医で検査されており、フォローアップ体制に問題はありません。
 一方、最近尿蛋白だけのスクリーニング方法ではCAKUTの多くが見逃されてしまうという問題が指摘されています。その理由は、CAKUTが有意の尿蛋白を呈さないことが多いこと、早朝尿がなかなか採取できず濃縮尿でのチェックが難しいなどのため、尿蛋白だけでは不十分ではないかとされています。実際、CAKUTを早期発見するため、生後4カ月ですべての児に超音波検査を実施し、実績をあげている自治体があります(神奈川県奏野市、伊勢原市など)。今、現行の三歳児検尿の在り方が問われているのかもしれません。
2017年02月01日(水) No.779 (秋山先生(小児科)のコラム)

薬の基本3


 薬を正しく使うには薬剤師の説明をよく聞き、疑問点があればすぐ確認をしましょう。調剤薬局で渡す薬の説明文や一般の薬局やドラッグストアで販売している薬にも必ず説明文書が入っています。そこには薬の正しい使..
2017年02月01日(水) No.778 (原口先生(薬剤師)のコラム)