タイトル

花粉症


 嶋川先生とのぞめさんは、今日は網走のバーライアのようです
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【田吉】「嶋川先生、のぞめさん、いらっしゃいませ。」
【嶋川】「お店、しばらく休んでいたようですね。お久しぶりでした。」
【田吉】「そうなんです。ご迷惑をおかけしました。久しぶりと言えば、毎年この時期になると、花粉症の症状が出て困っているのです。何か良い方法はないのでしょうか?」
【嶋川】「今の時期ということは、シラカバの花粉が原因ですね。花粉症の症状の他には、果物のアレルギーはないですか?」


【田吉】「実は最近、リンゴを食べると喉や口の周りが痒くなるような気がします。何か関係があるのでしょうか?」
【嶋川】「口腔アレルギー症候群と言って、シラカバの花粉症の人の中には、リンゴやイチゴ、メロンなどの果物にもアレルギーが出る人がいます。」
【田吉】「何か良い治療はないのでしょうか?」
【嶋川】「残念ながら、今のところは花粉症に対しては、早めに薬を飲み始める、果物に関しては、アレルギー症状のあるものは避けるといった方法しかありません。」
【田吉】「そうですか…。」
【嶋川】「でも、杉の花粉症に対しては、舌下免疫療法という治療法が注目されています。アレルギーの元になるエキスを毎日舌の上に垂らして、少しづつ量を増やしていきます。半年以上続けなければいけないのですが、薬にたよらずに花粉症の症状を和らげる事が出来るようです。」
【田吉】「シラカバでは出来ないのですか?」
【嶋川】「日本では、現在の所、杉とダニの二つだけが行われています。将来的には、シラカバでも同じような治療が出来るようになるといいですね。」
【田吉】「そうですね。ところで、今日は何を召し上がりますか?」
【のぞめ】「いつもの物をお願いします。」
【田吉】「かしこまりました。竹鶴のお水割り、只今用意致します。」
2016年03月31日(木) No.741 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

女性と漢方(139)〜『葛根湯(カッコントウ)』の使い勝手〜


 『葛根湯(カッコントウ)』はいまやドラッグストアにも配置されており、漢方薬をあまり知らない方でも「かぜの漢方薬」といった印象でご存じかもしれません。しかしながら、実際に『葛根湯』が「かぜ」に対して発..
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2016年03月31日(木) No.740 (山内先生(産婦人科)のコラム)

乳幼児のくる病


「くる病」は古くて新しい病気
 栄養不足の時代に多かった乳幼児の「くる病」が最近増えてきています。2013年10月NHKニュース、おはよう日本でも紹介され話題となりました。日本では、戦後の一時期などに見..
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2016年03月31日(木) No.739 (秋山先生(小児科)のコラム)

腸内フローラ6


 母胎にいるときの赤ちゃんの腸内は無菌状態ですが、出産と同時に瞬く間に大腸菌などの菌が入り込みます。しかし3〜4日くらいで母乳により善玉菌の代表であるビフィズス菌に覆われますが、離乳食の頃には食べ物に..
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2016年03月31日(木) No.738 (原口先生(薬剤師)のコラム)

若年性黄色肉芽腫


 今日も嶋川先生とのぞめさんは、バーザムーンのようです。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【田吉、島大】「嶋川先生、のぞめさん、いらっしゃいませ。」
【島大】「先生、今日も相談したいことがあったのですが、宜しいですか?」
【嶋川】「もちろん、いいですよ。今日はどうしましたか?」
【島大】「私ではなく、1歳になる親戚の子供の事なのです。」
【嶋川】「アトピー性皮膚炎とかの相談ですか?」
【島大】「違うと思います。直径5舒未梁腓さの黄色い出来物があって、少しずつ数も増えているそうなんです。痒みとかはないようなのですが。何か心配な病気なのでしょうか?」


【嶋川】「出ている場所はどこですか?それと生まれた時にも、少し出ていたのでしょうか?」
【島大】「生まれた時にも一個か二個あって、段々増えてきたようです。出ている場所は、主に顔のようで、なおさら親は心配しているようです。」
【嶋川】「実際に見てみないと、はっきりしたことは言えませえんが、多分、若年性黄色肉芽腫と言うものではないかと思います。」
【島大】「難しそうな名前ですね。悪い病気なのでしょうか?」
【嶋川】「そんな事はありませんので、心配ないですよ。大抵の場合、小学校に入る頃には自然に消えてしまうので、治療の必要もなく、経過観察だけで十分です。ただし、稀にレックリングハウゼン病やヒスチオサイトーシスという病気の部分症状として現れる事があるので注意が必要です。一度皮膚科専門医を受診し、きちんと診てもらい検査が必要であれば検査などもしてもらうと安心だと思います。」
【島大】「分かりました。有難うございます。」
【田吉】「ところで嶋川先生、今日は何を召し上がりますか?」
【嶋川】「今日は黄色と言う事だから…。」
【のぞめ】「黄色ならフランスの黄色いカンパリですね。ソーダも一緒にお願いします。」
【田吉】「承知しました。スーズのカンパリソーダ、ただ今ご用意致します。」
2016年03月08日(火) No.737 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

女性と漢方(138)〜不眠と慢性の咳に悩まされる〜


『51歳女性Yさん。ご主人の転勤以後、同居の義母の介護のため精神的にも肉体的にも負担が多くなってきた。ここ一ヶ月前は寝つきが悪く、近医から睡眠導入薬を処方してもらっているが今一つの様子。また、喉に何かへばりついた感じがして咳が数か月前から断続的に続くため耳鼻咽喉科を受診するも器質的異常が指摘されず『半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)』を投与されるが無効。呼吸器内科を受診し、慢性気管支炎の診断で加療を受け、やや咳は改善するも特に夜間の咳と不眠が持続し、ほてりも自覚するために当科に来院。』


 Yさんには舌診で乾燥している所見がありましたので、咳も考慮してまず『麦門冬湯(バクモンドウトウ)』を処方いたしました。2週目で慢性の咳は7割ほど改善したが不眠は今一つでした。そこで、『六味地黄丸(ロクミジオウガン)』を併せて処方しましたところ、さらに2週目で咳は消失し、不眠は3日目位からかなり改善され「足のほてりが無くなって熟睡できる。」との事。1か月内服してかなり調子が良いようなので、不眠が出現したときに、漢方薬を数日服用してもらうように指導いたしました。
 今回併用した『六味地黄丸』は「補腎(ホジン)」作用を有し、Mさんのような夜間の足のほてりがある場合などは有効で、更年期障害で加齢に伴う症状に対していわゆるアンチエイジング的な効果をもたらします。以前ご夫婦で来院された方に一緒に内服してもらい、ご夫婦ともに調子が良くなった例も経験しています。女性だけでなく男性にも有効です。
 更年期周辺の年代の慢性の咳に対しては、内科的な切り口で対応可能なのか、婦人科的な見地から何らかの対応が求められる状態なのか判断に迷う例も多いですが、まずは呼吸器内科できちんと診ていただいてから、他科に相談するのがよろしいかと思います。
2016年03月03日(木) No.736 (山内先生(産婦人科)のコラム)

日本脳炎ワクチン その


 北海道には日本脳炎ウイルスに感染したブタがおらず、ウイルスを媒介する蚊もいないこと、さらに道内で40年以上日本脳炎の患者が出ていないことを理由に、これまで国内で北海道のみ日本脳炎ワクチンが行われていま..
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2016年03月03日(木) No.735 (秋山先生(小児科)のコラム)

腸内フローラ5


 日本人の腸内細菌数は戦前に比べて、とても少なくなっていて、腸内フローラのバランスも崩れ、日本人の腸年齢も老化してきているそうです。腸内細菌のエサである野菜や豆類、食物繊維の摂取量が減ってきたのも原因..
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2016年03月03日(木) No.734 (原口先生(薬剤師)のコラム)