タイトル

肝臓と皮膚


 今日は、嶋川先生は出張で、のぞめさんと札幌のバー内竹さんのようです。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【内竹、ゆきみ】「嶋川先生、のぞめさん、いらっしゃいませ。」
【ゆきみ】「嶋川先生、少しお聞..
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2014年08月01日(金) No.665 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

母子感染 サイトメガロウイルス感染症


先天性サイトメガロウイルス(CMV)感染症の頻度
 妊婦の初感染後、30%〜50%の確率で胎内感染が起こりますが、そのうち症状があって出生する児は5〜10%とされています。最近、全国6都道県でおこなわれた調査で、わが国における先天性CMV感染の頻度は0.31%、すなわち年間600人ほど症候性感染児が生まれていることが推測されます。さらに出生時に症状がなかった感染児の約10%(300人)に遅発性の症状が出ると予測されます。従って、両者を合わせると、先天性CMV感染症の発症数は、出生児1000人に1人(年間約1000人)になると推定されています。これはダウン症候群(約700人に1人)に準ずる重要性があることを示しています。ちなみに米国では、その重要性はダウン症候群を凌いでいます


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 ワクチンの実用化への道はまだ遠いため、未感染の女性は妊娠中の感染を防ぐため、以下のような生活上の注意を守るよう米国疾病予防センター(CDC)は推奨しています。
【1】おむつを替えた後、子どもに食事をさせた後、子どもの唾液や鼻水を拭いた後、または子どものおもちゃを扱った後はよく手洗いをする。
【2】子どもと飲食物や食器を共有しない
【3】子どものおしゃぶりをくわえない
【4】子どもと歯ブラシを共有しない
【5】子どもにキスする際は唾液に触れない
【6】子どもの尿や唾液で汚染されたものや箇所はきれいにする
 一見したところ、どれも難しくなさそうですが、妊娠中毎日確実に実践してゆくことは、けっこう大変です。実践のためには、自分自身がCMV未感染者であるかどうかはっきり知ること、そして先天性CMV感染症の恐ろしさを知ることが重要です。
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 胎内治療はまだ期待できる成果はあがっていません。出生後の抗ウイルス薬治療が、聴力予後や神経運動発達を改善させることが、米国による臨床研究により明らかにされました。さらに負担が大きい注射薬に代わる経口薬による検討もなされてきています。とくに生後1カ月以内に治療を開始することによりさらなる効果が期待され、以前に増して早期診断の重要性が指摘されています。赤ちゃん全員がスクリーニングの検査を受けることができる体制づくりが求められています。
 一方、今最も重要なことは、妊婦さんは自分がCMVに対する免疫を持っているかどうか知ることです。しかし妊婦検診にこの検査を盛り込んでいる医療機関はごくわずかですので、かかりつけの産科で相談してみてください。2〜3000円でできるはずです。免疫がない場合、上述した予防策をきちんと行う必要があります。
2014年08月01日(金) No.664 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(119) 〜女性の多愁訴と漢方薬 


 女性の場合、心身に生じている複数の症状を訴えて医療機関を受診しても、検査値に異常がみられないと「更年期障害」「自律神経失調症」と勝手に診断されるケースはよくあります。これらの言葉は医者にとっては都合..
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2014年08月01日(金) No.663 (山内先生(産婦人科)のコラム)

ホルモン2


 さて、今回は第二弾としてホルモンについての話しをもう少し詳しくしましょう。明治34年に高峰博士が副腎髄質より「アドレナリン」というホルモンを純粋な形で結晶として取り出してから、世界中でホルモンの研究が..
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2014年08月01日(金) No.662 (原口先生(薬剤師)のコラム)