タイトル

マダニ


 今日は嶋川先生とのぞめさんは、札幌の内竹さんのようです。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【内竹、ゆきみ】「嶋川先生、のぞめさん、いらっしゃいませ。もうすっかり暖かくなりましたね。」
【ゆきみ】..
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2014年06月05日(木) No.661 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

ワクチンの効果 ヒブと肺炎球菌ワクチン


 小児の細菌性肺炎や細菌性髄膜炎は主に肺炎球菌、インフルエンザ菌(髄膜炎ではとくにb型=ヒブ)が起炎菌です。わが国ではヒブワクチンが2008年12月、肺炎球菌ワクチン(PCV7)が2010年2月に発売されました。公費助成による接種が2011年2月から始まり、2013年4月に定期接種となっています。現在は、生後2ヶ月からほとんどの赤ちゃんが接種を受けています。
 2013年12月、日本ワクチン学会にて、ワクチン導入後の2つのワクチンの効果が厚労省の研究班から報告されました。それによるとワクチン導入前に比べ2012年で重症のヒブ感染症が89%、重症の肺炎球菌感染症(IPD)が55%減少していました。とくに乳児、1歳児での減少が目立っていました。ヒブ髄膜炎は93%、肺炎球菌性髄膜炎は74%減少がみられています。とくに公費助成前後で有意な低下が認められており、ワクチンの著明な効果が示されました。
 導入直後、ワクチンの同時接種の問題、死亡例の報告などありましたが、現在は大きな副反応もなく、安全に接種できています。


(肺炎球菌ワクチンに関して)
 重症の肺炎球菌感染症(IPD)症例で分離された菌の血清型を見てみると、2013年にはワクチン接種後の感染例からワクチンタイプの血清型は検出されていません。一方非ワクチンタイプは、2008年の23%から2013年には93%に上昇していました。すなわちワクチンに含まれない血清型による重症の感染症の増加が急速に進行していました。これは欧米では以前から指摘されており、日本でも同様の状況に至っていることが示されました。そこでこの事を考慮し、本邦でも2014年10月からPCV7からPCV13(13種類の血清型とくに欧米で問題となっている19A型を含む)に変更されています。これにより、肺炎球菌ワクチンの効果はさらにパワーアップするものと思われます。
2014年06月05日(木) No.660 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(117) 〜冷えによる胃痛〜


『27歳Sさん。感冒のため1週間前から38度の発熱があり、市販薬にて解熱するも、3日前から胃痛が出現し、当院に来院。』
 Sさんは、元々出産や婦人科検診にて当院に来院されていた方で、「胃薬でももらおうかな」という軽い気持ちで来られました。来院時、チクチクする胃痛は食事とは無関係で、軽い食欲不振はあるものの、食後のもたれやゲップ・便秘はありませんでした。


 「最近、お腹が冷たい感じがします。」と言われ、よく聞くと、夏場はクーラーなどで冷えると似た症状が悪化し、温めると軽快するとの事でした。そこで、単なる胃薬よりは漢方薬の方をお勧めして、『安中散(アンチュウサン)』を1週間飲んでもらうことにしました。再診時には胃痛もなく調子が良く「症状に合わせて飲みたい」との事で、頓用として2週間分追加の処方を希望されました。
 『安中散』には含まれている6つの生薬のうち、5つが温薬(身体を温める生薬)で構成されており、「気」を巡らし止痛効果をもつ生薬も含まれています。また、「牡蠣(ボレイ)」(カキの貝殻)が消化器症状に対しては「制散作用」で「胸やけ」などを改善してくれます。基本的に「身体を温め、気を巡らせ、痛みを取る」効果を持つので、ストレス病態やそれに関連した月経痛・関節痛にも応用されます。「冷えと下痢」には『真武湯(シンブトウ)』、「冷えが強い胃痛」には『人参湯(ニンジントウ)』、「月経痛」には『当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)』を合法(一緒に飲んでもらう)するとより効果的です。
 『安中散』の命名で「安」には「女性を家の中で落ち着かせる状態」という由来があります。そこから、『安中散』には「中」(消化器機能)を穏やかにする散剤という意味があります。確かに「女性は家庭内ではストレスが多い」という点では、女性に合ったネーミングですよね。
2014年06月05日(木) No.659 (山内先生(産婦人科)のコラム)

ジェネリック医薬品


 最近、病院や調剤薬局でジェネリック医薬品をすすめられる事が多いかと思います。
 これは消費税の増税でもわかるように、これから超高齢化社会を迎える日本にとって増え続ける年金、介護保険料、また医療費も..
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2014年06月05日(木) No.658 (原口先生(薬剤師)のコラム)