タイトル

低温やけど


 今日も嶋川先生はバー里美のようです。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【里美、緒詩理】「嶋川先生、のぞめさん、いらっしゃいませ。」
【緒詩理】「もうすっかり寒くなりましたが、皮膚科では、冬の間は..
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2013年12月27日(金) No.642 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

子どものアレルギー⑦  気管支喘息〜その①


子どもの気管支喘息は、世界中の多くの国で増加傾向を示し、我が国でも例外ではありません。しかし重症度からみると、軽症の喘鳴/喘息が70%以上を占め、重症例は10%以下とされています。一昔前と比較し、大発作/..
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2013年12月27日(金) No.641 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(112) 〜慢性胃炎?に隠された瘀血(オケツ)〜


『35歳Mさん。元来、胃腸の調子はよくないようで、過敏性腸症候群の既往がある。職場でトラブルがあった後、胃痙攣で救急病院に搬送されたこともある。その後、胃もたれが持続し、内視鏡などの検査をするも異常所見はなく、一般薬を処方されたが、改善に乏しく、漢方薬を希望して来院。』
 Mさんは、来院時の印象はまず「眼の下のクマ」が目立ったことでした。また、職場のストレスが強く、常に焦燥しきっているようでした。 舌を診ると、白い苔は厚くこびりついており、舌全体は暗赤色で舌を裏返すと、「舌下静脈」が著しく紫色で怒張していました。以上の症状は「血(ケツ)」の異常の中でも、瘀血(オケツ…血の滞った状態、詳細は以前の号を参照)の典型例です。


 本人は以前に漢方薬を飲んだことがあり、『黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)』で胃痛が、『六君子湯(リックンシトウ)』で胃もたれがそれぞれ改善したので、できればそれを処方してほしいとの事でした。そこで、この本人の希望を尊重し、治療を開始しました。二週間後、症状は悪くはならないものの、「無理やり胃が抑え込まれているようで、胃の存在感?を感じる」といいました。
 そこで、東洋医学的に再考しても瘀血の改善がやはり優先するのではと思い、瘀血の改善薬として『桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)』を処方しました。数日で病状は好転しましたが、一応、胃もたれも考慮して、『六君子湯』より生薬を減らした『四君子湯(シクンシトウ)』を一緒に飲んでもらいました。瘀血の改善効果なのか、頭痛・肩こりや月経に関する症状も改善しました。2ヶ月飲んでからは、ほとんどの症状が消失したので『桂枝茯苓丸』のみにしましたが、以後の経過も順調でした。
 半年後に来院されたときは、ストレスのない職場に転勤されたとの事で、それを機に当院での治療も終了いたしました。Mさんにとっての一番の治療は職場を変えたことかもしれませんね。
2013年12月27日(金) No.640 (山内先生(産婦人科)のコラム)

在宅医療とは?


 新年を迎え、今年は在宅医療について一年間コラムを書きたいと思います。まず第一回目は、在宅医療の大まかな説明をさせて頂きたいと思います。
 在宅医療とは、精神的や身体的な理由などから通院が困難となり、入所施設や御自宅で行う医療をいいます。この内、医師が前もって訪問日を予定し行う診療を訪問診療といい、臨時で訪問して行う診療を往診と呼びます。また看護師が訪問して行う看護を訪問看護、介護士(ヘルパー)が訪問して行う介護を訪問介護、理学療法士が訪問して行うリハビリを訪問リハビリといいます。これらの各サービスを患者様の状況に合わせて、組み合わせて行うこともあります。訪問診療や往診は医療保険で行います。一方、訪問看護や訪問介護、訪問リハビリのサービスを受けるためには、まず介護保険が必要となります。介護保険の申請のためには、ケアマネージャーと主治医が書類を作成する上で必要となり、その作成された書類を元に、介護認定審査会という各市町村の機関で介護度の判定が行われます。認定された介護度が高い程、多くの介護サービスを受けることができます。また介護保険では介護度によって、介護用品のレンタルや購入、住宅改修、介護タクシー、通院介助、訪問入浴などのサービスも受けることができます。このように在宅医療は、医療と介護の両面から患者様の日常生活を支えていくものとなります。
 今年一年、次のような予定で在宅医療についてのコラムを予定しておりますので、何かの参考にして頂ければと思います。



《今後のコラムの予定》
■二月…在宅支援診療所とは?
■三月…訪問診療とは?
■四月…訪問看護とは?
■五月…訪問介護、訪問リハビリとは?
■六月…現在の日本の医療の特徴
■七月…北見市の在宅医療の現状
■八月…がんと在宅医療
■九月…認知症と在宅医療
■十月…老衰と在宅医療
■十一月…検視と検案
■十二月…在宅医療の課題
2013年12月27日(金) No.639 (本間先生(内科)のコラム)

睡眠のリズム


 夜型の生活が続いたり、なかなか寝付かれないなど生活のリズムが乱れると夜寝付く時間がだんだん遅くなります。
 一定の睡眠リズムを作り出しているのは脳内の体内時計で、脳の覚醒中枢と睡眠中枢に連動していて、長く起きていると脳内に睡眠物質が作られ睡眠中枢が働き眠くなります。体内時計のリズムが乱れると、色々な睡眠障害を引き起こします。原因になりやすいのが、主に生理的要因(時差ボケ、夜勤など)、身体的要因(痛み、発熱など)、心理的要因(仕事・家庭のトラブルなど)、精神的要因(うつ病、興奮状態など)、薬品・嗜好品(お酒、たばこ、カフェインなど)の5つの原因が考えられます。
 体内時計をリセットする方法として朝の日光を浴びる方法があります。もともと人間の体は日の出とともに起きて活動し、日没とともに休息するという1日周期のリズムに従っています。早朝に血圧が高くなる人が多いのは体がこのリズムになっていて日中活動するためです。このリズムを生み出しているのが脳の視床下部にある体内時計です。視床下部は、睡眠だけではなく、血圧、脈拍、体温、ホルモン分泌など、生体のリズムも調整しています。
 体内時計は、朝の強い光を浴びるとリセットされるので、朝起きる時間を一定にし、朝の太陽の光をたくさん浴びる事が大切です。


 また、日中眠気が出る場合は昼寝が効果的です。
 昼食後の午後1〜4時の時間帯は、仕事のミスや交通事故の多い「魔の時間帯」と呼ばれていますが、昼食後、眠気が起こった時に上手に睡眠をとれば、脳細胞のリフレッシュがはかれます。
 レム睡眠とノンレム睡眠が繰り返される周期は約90分です。熟睡できない60分くらいの中途半端な睡眠では、かえって頭がぼんやりして逆効果です。それよりレム睡眠に入った早い段階で目覚めるのが良い方法で、10〜20分程度のうたた寝でも、頭がスッキリして充分効果があります。
 それでも眠れないときやリズムが戻らないときは無理しないで、きちんと病院にかかってお医者さんからの指導を受け、お薬を処方してもらって下さい。
2013年12月27日(金) No.638 (原口先生(薬剤師)のコラム)