タイトル

目の赤み


 嶋川先生は、今日もバー里美の様子です。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【里美】「嶋川先生、のぞめさん今晩は。」
【緒詩理】「先生、今晩は。実は今日もちょっと相談があったのですが。」
【嶋川】..
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2013年02月07日(木) No.587 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

子どもの予防接種 ワクチンの医療経済効果


 医療先進国であるはずの日本が、ワクチンによる予防医療に関しては世界に20年遅れている現実があります。日本は完全にワクチン後進国なのです。
 最近、ようやく子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌ワクチンなどの公費による接種(地域によっては一部自己負担あり)が始まりました。しかしこれらのワクチンも定期接種ではなく、いまだに任意接種の扱いのままです。もし仮に事故が起こった場合、両者間での救済の取り扱い、とくに救済額などに大きな差があります。また任意接種のままでは接種率の今以上の改善は期待できません。
 水痘、おたふくかぜは、日本は毎年100万人の患者がでていると推計されていますが、任意接種であるワクチンの接種率は3〜4割程度とされています。欧米ではワクチンの普及(定期接種化)で罹患率はかなり低く抑えられており、最近ではほとんど疾患をみることがなくなっています。
 まさに予防に勝る良薬なしということですが、ワクチンによる医療経済効果という面からの分析も行われてきています。これは、Vaccine Preventable disease(VPD:ワクチンによって予防可能な疾患)を減らすことによる総医療費の削減効果を示すものであり、定期化によるワクチンの接種にかかる費用と疾患罹患時の医療費や保護者の生産性損失(例えば子どもの病気のため親が仕事、家事などを休むための経済的な損失など)を比較したものです。
 最近、いろいろな報告がみられてきています。その前提条件によって結果が多少なり異なっていますが、表に示すようにワクチンの定期接種により大きな経済効果が得られることが指摘されています。ちなみにおたふくかぜワクチンでは230億円、ロタウィルスワクチンで303億円と試算されています。

2013年02月07日(木) No.586 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(101)〜慢性的な痰の少ない咳②〜


 今回も、比較的痰の少ない慢性的な咳のお話です。
『55歳Mさん。5ヶ月前から無色透明の痰と咳が持続する。他院にてCT検査から肺炎の可能性が高いと診断され、気管支鏡検査まで行うが菌の特定はできなかった..
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2013年02月07日(木) No.585 (山内先生(産婦人科)のコラム)

二月に多い病気


 寒い日が続いておりますが、二月に多い病気とその対策については次の通りです。
①虚血性心疾患〜これは二月に関わらず、寒い季節に多い傾向があります。私が医学生の時の授業で、太った男性が暖かいレス..
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2013年02月07日(木) No.584 (本間先生(内科)のコラム)

長引く症状


 今年の冬はインフルエンザが少し流行っていて、その症状の患者さんや簡易検査で陽性反応を示している方も多くなっている様です。
 今は、インフルエンザの場合ウイルスの増殖を抑えるいい薬があるので、飲み始めて数時間後には諸症状が良くなる薬もありますし、中には感染後1回のみ使用するだけでいい薬も出てきていて、昔ほど数日も高熱に耐えて床に伏せている人は少なくなりました。
 ただし、抗インフルエンザウイルス薬と呼ばれるこれらの薬は、原因を抑えこれ以上悪化させないためのものと考えてもらった方がいいと思います。なぜならこの薬には熱を下げたり、のどの痛み、頭痛、関節痛などを抑えたり、咳や鼻水を止めたりする作用はありません。
 インフルエンザだけには限らず風邪などの場合もそうですが、病気がある程度良くなっても、なんらかの症状が残る方がいらっしゃいます。


 通常、インフルエンザや風邪の場合、治療を始めてから4日〜10日程度で症状が改善して治っていく方がほとんどですが、中には1週間たっても鼻水が止まらないとか、2週間たっても咳が止まらないと言う方も稀にいらっしゃいます。
 そんな時は単純に「インフルエンザを台風として考えた時、台風が通り過ぎた後もその爪痕は残ります。鼻に爪痕が残った人は鼻水が、のどや気管支に爪痕が残った人は咳が残る事があり、細胞が正常に修復するまで少し時間がかかる事があると思って下さい。」と患者さんに説明します。(勝手な持論で申し訳ありませんが)
 そしてその症状が良くなり悪化させないためにも、かかりつけのお医者さんに行ってもう少しだけ、その症状の薬を出してもらった方がいいですよとお話します。
 人それぞれ体質に個人差がある様に、人によって薬の効き目も様々なので、処方された薬を3日から4日間位は飲んでみて、治りが悪い様であればそれもお医者さんに相談してみて下さい。
 咳などの症状を放っておいて、軽いぜんそく様症状になって治るまで、半年から1年以上かかったケースもあるので自己判断はしないのが賢明です。
2013年02月07日(木) No.583 (原口先生(薬剤師)のコラム)