タイトル

毛虫皮膚炎


嶋川先生は、今日は雅彦バーのようです。
【嶋川】「雅彦さん、今晩は。」
【雅彦】「嶋川先生、のぞめさん今晩は。」
【のぞめ】「雅彦さん、相変わらずあちこち飛び回っているのですか?」
【雅彦】「..
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2012年07月05日(木) No.551 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

子どもの予防接種 ロタウィルスワクチン①


【ロタウィルス胃腸炎】
 乳幼児は何かにつけて吐いたり下痢したりすることが多いものですが、吐くのは胃の症状で、下痢は腸の症状なので胃腸炎といいます。
 小児の胃腸炎の主な原因はウィルスによりますが..
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2012年07月05日(木) No.550 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(94) 〜体型と漢方薬〜


『46歳Mさん。「とにかく疲れやすく、すぐに横になりたい。首から上が?いつもムカムカする。」が開口一番。また、歩くときに右膝が痛くなる。1年に易疲労感にていろいろ検査したが、異常ないとの事。漢方薬が良いとのうわさ?で来院。』
 Mさんは身長158センチ、体重85キロで典型的な水太りの体型でした。易疲労感があり、すぐに横になりたいといわれたので、まず『補中益気湯(ホチュウエッキトウ)』を処方しました。2週間後、ムカムカは変わらないのですが、易疲労感が良くなっていました。とりあえず、このままの処方で良いかと思ったのですが、体型とムカムカがどうも気になりまして、『防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)』を処方してみました。三ヶ月後、易疲労感も取れ、吐き気もなくとても調子が良いとの事。ついでに膝の痛みもやわらいでいるようでした。


 実はMさんには、初診時に見た印象から『防已黄耆湯』を使いたいと思ったのですが、「疲れやすさ」から『補中益気湯』にしてみました。漢方は見た目も実は大切で、大塚敬節先生という漢方の大家は『防已黄耆湯』に関して「色が白く、肉が軟らかく、俗に水太りと称する体質の人で、疲れやすく、汗の多い傾向の人に用いる。あるいは膝関節が腫れて痛がる人にも用いる。有閑夫人で肥えている人にこのタイプがよく見られる。」と解説しています。
 Mさんも、まさに『防已黄耆湯』といった体型をされていましたので、最初から『防已黄耆湯』でも有効だったかもしれません。実は、Mさんに処方しながら、体重も落ちてくれることをこっそり期待していたのですが、こちらは当てが外れてしまったようです。
2012年07月05日(木) No.549 (山内先生(産婦人科)のコラム)

腹痛について(後編)


 次に腹痛の性質を調べて、緊急性がある腹痛か、緊急性のない腹痛かを診断します。具体的にはお腹の触診で、押して痛いのを圧痛といい、押して離す瞬間に響くような痛みがあると反跳痛といいます。またお腹を押したときに、お腹に無意識に力が入ってしまうような強い腹痛がある場合、筋性防御があるといいます。よくある胃の痛みや胃腸炎による痛みであれば、圧痛は認めますが反跳痛や筋性防御は通常認めません。圧痛のみであれば、その時点では緊急性のない腹痛と通常判断します。反跳痛や筋性防御が認められる場合には、腹膜炎を起こしている可能性がありますので、緊急性がある腹痛と通常判断します。


 前編・中編・後編で腹痛についてお話しましたが、腹痛の診断は痛みのパターンといつ腹痛が起こるのか、痛みの場所、痛みの性質などを腹部の触診で客観的に判断し、腹痛の原因疾患の予想と緊急性を診断します。言うのは非常に簡単ですが、私も消化器内科を10年くらいやっていますが、腹部の触診での判断が一番難しいと思います。しばしば消化器内科をやっていて遭遇するのが、熱もなくて採血上も特に問題ないのに、腹部の触診で緊急性がありそうと判断する場合があるということです。そういう場合に、つくづく消化器の病気は難しいと思い知らされます。また腹痛は痛みの部位以外に原因があることもよくありますので、腹痛の検査は結局胃カメラと大腸カメラ、CTやMRIなどの検査を組み合わせて行わないと十分わからないことが多々あります。その為、患者さんの負担もやや大きくなるのが難しい所です。
 今回のコラムを通して1つアドバイスをさせて頂くと、お腹が痛い時に痛い所を手で押してパッと離した時に、押した時よりも離した時の方が痛みが強ければ、早目にお近くの医療機関を受診した方が良いかもしれません。これが家庭でできる簡単な腹痛の緊急性のチェックでしょうか。
2012年07月05日(木) No.548 (本間先生(内科)のコラム)

医療のコスト!?


 去年、さいたま市で税金の使われ方について知ってもらうために調査したところ、救急車の出動1回あたりのコストが4万2千425円かかっていたそうです。それを「おれも税金を払ってるし、タダだし」と軽症でもタクシー代わりに使っている方が身近にもいる様です。


 そういう方のために本当に必要な人に救急車が間に合わず、命を落されたり、寝たきりになったりする人も少なからずいるのではないかと心配します。
 これは日本全国の問題であり、今後も続く様ならいずれ海外と同じ様に患者さんに実費を請求したり、1回5千円や1万円なりの一部負担を払ってもらう時期が来るかも知れません。
 もし救急車を呼ぶ前に余裕があるなら、かかりつけのお医者さんや救急病院に電話をして、詳しい症状を説明した上で指示を仰ぎ、それから119番に連絡出来れば一番いいかと思います。
 薬の使用についても、ある会社が同じく去年9月に薬局の利用情報調査を、一般消費者の方にインターネットを通じてアンケートを行った結果、ジェネリック医薬品への切り替えや、薬の値段に関する相談、受診へのアドバイスなど、薬剤師に処方薬を相談する人の8割強が「薬の専門家だから」という理由で、薬剤師に高い期待を持って下さっていることが示されました。
おそらくどこの薬局の薬剤師もそうだと思いますが、薬の飲み合わせの危険性はもちろん、同じ薬などがほかの病院の処方と重複していないか、ジェネリックを使う事によって効果は変わらず、少しでも患者さんの医療費負担を下げることは出来ないだろうかなど考えていると思います。
 その為にもお薬手帳などの情報がとても大切で、それらを参考にしながら、みなさんの病気の治療をすすめる事や、必要のない薬による医療費の上昇を抑える事も薬剤師の仕事の一部なのです。
2012年07月05日(木) No.547 (原口先生(薬剤師)のコラム)