タイトル

おでき?


 今日も嶋川先生は、バー里美のようです。
【嶋川、のぞめ】「今晩は。」
【里美、緒詩理】「嶋川先生、のぞめさん、今晩は。」
【緒詩理】「嶋川先生、実は昨日から背中におできのような物が出来て痛みが..
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2012年06月01日(金) No.546 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

子どもの予防接種 B型肝炎ワクチン③


(B型肝炎ウイルス(HBV)感染の現状と今後の課題)
 現在日本では、B型肝炎に関して、母子感染対策事業や輸血用血液の検査が整備され血液製剤の安全性の向上が図られたことにより、かつての主な感染経路であっ..
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2012年06月01日(金) No.545 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(93)〜緊張しやすく異常に疲れやすい〜


『24歳Nさん。北見で就職し、一人暮らしを始めた頃より体調を崩した。札幌で就職したが、辛くてたまらなく退職。この1〜2年は1日中寝たきりの生活に近く、精神科にも通院中。外出時や対人時に異常に緊張し、不安神経症やうつ症状もあると本人が訴える。家族とともに来院。』
 初診時のNさんは痩せて青白い顔で、身体はとても冷たく、むくみもありました。
 血液検査では貧血はありませんが、東洋医学の立場では、「裏寒(リカン)」(身体の内部の冷え)がしっかりと認められましたので、『真武湯(シンブトウ)』を処方し、身体を温め、代謝を高めて気分も変わることに期待しました。2週間飲んで、顔色が良くなり、足取りも良くなりましたが、相変わらず気分がすぐれず寝たきりに近い生活をしており、生理痛があり、頭痛もあるとの事でした。


 下痢はなく、食欲もあるものの、手足の冷えとお腹のガスが溜まりやすいようなので、『当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)』『大建中湯(ダイケンチュウトウ)』も一緒に飲んでもらうことにしました。3週間後、外出すると異常に疲れるとの事でしたが、身体を動かしやすくなり、頭痛はなく、気分が良いとのことでしたので、続けて飲んでもらうことにしました。数ヶ月後に来院したときは、体調も良くなり、専門職の試験勉強を始めているようで、今後も漢方薬は飲み続けたいという希望でした。
 一般的ではありませんが、温裏剤(身体の内部を温める薬)である『真武湯』がいわゆる以前の呼び方の「自律神経失調症」に効果があることがしばしばあります。Nさんのように、著しい体調不良、冷えに加えてむくみ、ふらつきに対して良い効果が得られることは私自身も多く経験しています。
2012年06月01日(金) No.544 (山内先生(産婦人科)のコラム)

腹痛について(中編)


 次に腹痛(背部痛)が起こる場所がどこかによって、何の臓器が痛みの原因となっているかがある程度予想できます。
①心窩部痛〜心窩部というのはみぞおちの所です。心窩部痛が起こるのは、胃や十二指腸、..
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2012年06月01日(金) No.543 (本間先生(内科)のコラム)

スイッチOTC薬!?


 題名を聞いてスイッチって何?とおっしゃる方が多いかと思われます。これは薬の分類の名前で、まずOTC薬というのはOver The Counter薬と言ってカウンター越しに買える薬、つまり市販薬を表します。
 では、スイッチOTC薬は?という事ですが、これは今までお医者さんの処方せんがなければ使用できなかった指定医薬品(処方せん医薬品)の中から、使用実績があり比較的副作用の心配が少ないなどの要件を満たしたものを、薬局などで処方せんなしで購入できるように許可されたものを言います。
 実際にそれらのほとんどの薬は今でも、病院でお医者さんの処方によって使われているものが多く、1985年に解禁された水虫の塗り薬から始まり、良く知られているものでは肝斑(しみ)に使われるトラネキサム酸、H2ブロッカー(胃薬)ガスター10やアシノンZ、アバロンZや抗ヒスタミン薬(アレルギー治療剤)アレジオン10、アレギサール鼻炎、口唇ヘルペス治療剤のアラセナS、ヘルペシア軟膏、消炎鎮痛剤のイブプロフェン、ボルタレンAC、ロキソニンS、禁煙補助剤のニコチネルパッチなど、他にもたくさんありますが、病院でもらった薬と同じ名前で聞いた事があるものも多いかと思われます。


 では、病院に行かないで薬局で買えばいいのでは?という声が聞こえてきそうですが、単純にそうもいきません。OTC薬は、基本安全重視の為、同じ薬でも成分の用量が少なかったり、錠剤などの数も少ししか入っていません。そして何よりも健康保険が使えませんので全額自費負担になります。
 病院に受診した際の診察や検査、調剤の時間がかからず、利便性が高いからという理由で使う人も多いようですが、医学的知識のない方による医薬品の自己使用や連用は病状の悪化や副作用をもたらすこともあるので、スイッチOTC製品の使用は必ず薬剤師などに相談しなければならず、それらのほとんどが2009年からの改正薬事法で第1類医薬品に指定されました。これらは販売購入の際に薬剤師が文書などを用いて情報提供などの説明と確認をする事が義務となり、面倒臭いからと話を聞かない患者さんや質問に答えていただけない患者さんには販売できない事になったのです。
2012年06月01日(金) No.542 (原口先生(薬剤師)のコラム)