タイトル

手荒れ


 今日は嶋川先生はバーロックスのようです。
【毛稲、井今】「嶋川先生、のぞめさん、今晩は。」
【嶋川、のぞめ】「毛稲さん、井今さん、今晩は。」
【井今】「嶋川先生、アルバイトの佐亜子ちゃん分かり..
続きを読む
2012年03月01日(木) No.531 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

子どもの予防接種 子宮頸がんワクチン②


(ワクチンの副作用)
 接種部位の傷み、はれなどがみられることがありますが、深刻な副作用の報告はありません。現在、100ヵ国以上の国で使用されており、安全性の非常に高いワクチンです。
(接種対象およ..
続きを読む
2012年03月01日(木) No.530 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(90) 〜転居と突然の下痢〜


『68歳Oさん。数年前、長年住んだ土地から、息子さんの住む北見へ転居したが、その前後から体調を崩したとの事。特に、突然起こる下痢に悩まされており、それが怖くて外出できなくなったようです。その他、食欲不振や味覚の低下、だるさ、眠気、湿疹などの皮膚のトラブルも出現し、漢方薬を希望にて来院。』
 初診時は、食欲不振や味覚の異常、全身倦怠感を特に訴えていましたので、『補中益気湯(ホチュウエッキトウ)』を処方し、2回目からは「抑うつ」傾向もみられたため、『香蘇散(コウソサン)』を処方しました。しかし、疲れや食欲は若干改善したものの、下痢は変わりませんでした。
 約二ヶ月の通院を通して、習い事や外出に対する予期不安が強く感じられるようになったため、『半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)』に換えてみたところ、3週間後には下痢は著しく改善し、「9割方良くなり、大分楽になった」との事。フラダンスなどの習い事や外出にも自信を持てるようになった。その後は湿疹にさらに対応するため『柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)』も一緒に飲んでもらいましたが、経過は良好のようです。


 『半夏厚朴湯』は、咽頭あたりに異常な感じがしたり、自律神経失調症などに用いる機会が多い漢方薬ですが、近年では腸管運動にも作用することが動物実験で報告があり、下部消化管症状にも応用できる可能性が示唆されています。
 Oさんは原因不明の腹痛・下痢を訴えていましたが、慣れない土地での生活にうまく適応できず、その不安やストレスが背景にあったのかもしれません。同じ気剤(「気」に作用する薬)である『香蘇散』の効果が十分でなかったことから、『半夏厚朴湯』に含まれる生薬の中でも強い抗不安作用を有する「厚朴」が有効であったのでしょう。  
 漢方薬は「気」の異常からきたす消化器症状にはとても有効なことが多く、内臓だけにとらわれずに全人的なアプローチが大切なことを実感した症例でした。
2012年03月01日(木) No.529 (山内先生(産婦人科)のコラム)


 咳は様々な病気で出る症状の一つです。ほとんどの場合、発熱や咽頭痛、鼻水などを伴った風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染症による咳ですが、それらの症状を伴わずに咳がなかなか止まらない場合には、以下の病..
続きを読む
2012年03月01日(木) No.528 (本間先生(内科)のコラム)

間違った薬の使い方2


 前回に引き続き、報道にあった「薬の使い方、指示を軽視」して、処方薬を不適切に使っている人が多いことや医師や薬剤師の指示を無視したり、軽視している実態があり「自分の出来る範囲で守ればよい」と思っている人、「指示は守らなくてもよい」と思っている人、また「症状が改善したら自己判断で使用を止めてもいい」とか、「自分が飲みやすい様に錠剤などの勝手につぶしてもいい」と思っている人がいる様で、今回はなぜそれが良くないのかを実際にあった事例についてお話します。
 ある患者さんの家族の方がおじちゃんの病気を早く治してあげたいからと、週1回の薬を毎日飲ませた結果副作用が出て、もう少しで命を落とすところでした。その薬はきちんと使えば安全で良く効く薬なのですが、間違った飲ませ方などから、すでに150人近い方が亡くなっています。


 薬の中には効果が長くなる様に特殊加工がされているものなどもあり、介護をされている方が飲ませやすくと錠剤を勝手につぶして患者さんに与える所を、在宅支援の薬剤師が見つけ、心臓発作や頭痛、吐き気、めまい、不眠などが起こりうる副作用を危機一発で防いだという話もあったそうです。
 風邪などでもらう抗生物質も、症状が良くなったと勝手にやめることで、その抗生物質が効かなくなり耐性菌が出来る事があります。仙台では不摂生な患者さんにうつされた耐性の結核菌によって、どの薬も効かず苦しみながら看護師さんが亡くなった例もあります。
 自分や家族がそうなったらどうしますか?それでも勝手に薬をやめますか?指示は守らなくていいのですか?
 医療者がまず第一優先に考えている事は患者さんの健康を含む利益のことで、検査、診断、治療にしても患者さんの不利益になる様な事を考えている人はいないと思います。
 患者さんが薬をきちんと飲んで早く病気を治すこと、大きな病気にかかって身体的にも経済的にも苦しまない事などに寄与するのが、私たち薬剤師の願いでもありその役割の一部でもあります。
2012年03月01日(木) No.527 (原口先生(薬剤師)のコラム)