タイトル

第54話/血精液症の話し(その2)医聖ヒポクラテスと血精液症


「人生は短く、芸術は長い」という有名な言葉を残したヒポクラテス (紀元前460年―紀元前377年) は古代ギリシャの医者。エーゲ海のコス島に世襲の医者の子として生まれ、父より医学の手ほどきを受けました。両..
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2008年02月06日(水) No.288 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

ソフトサイン/赤ちゃんのくせ2


【赤ちゃんのかみつき】
おっぱいを飲んでいる赤ちゃんが乳首にかみつくことがあります。これはふつう歯が生え始める生後6〜8ヶ月頃に起こります。歯が生え始めることに伴うむずがゆさを和らげるために、硬いも..
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2008年02月06日(水) No.287 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(41)〜水太りタイプの女性の膝関節痛〜


『58歳Hさん。半年前から膝の痛みで歩行困難となり、数ヶ月で症状が悪化。整形外科では変形性膝関節症の診断で注射を定期的に施行しているとの事です。特に立ち上がるときと階段を降りるときが辛く、鎮痛剤で何とか痛みは和らいでいるものの腫れはひかないようです。当院に漢方も試してみたいとの理由で来院されました。』
Hさんは、色白でもち肌、ぽっちゃりとしたいわゆる「水太り」体型の方でした。ご本人曰く、「水を飲んだだけでもすぐ太りやすく、最近は身体も重く感じて疲れやすいです。」漢方医学的には、「水太り」は重要なキーワードになります。このようなタイプの方は「多汗」の症状も多くみられます。


『防己黄耆湯(ボウイオウギトウ)』はHさんのような方のためにあるような薬でして、まずこちらを処方しました。ただ、膝関節の熱感も訴えるので、熱をさばく意味で『越婢加朮湯(エッピカジュツブトウ)』も少量足して飲んでもらうことにしました。飲み始めて一ヶ月後には膝の痛みと腫れは確かに良くなっていました。鎮痛剤をあまり飲まなくなった点がその効果のようです。その後は長時間の歩行などでは症状が悪化するときもあるとの事ですが、比較的調子は良く、汗もあまりかかなくなった点も喜んでいました。
調子が良いと積極性もでてくるものです。本人はその後は食事などにも気をつけて体重を5キロ減らすのに成功しました。当然ながら膝関節の負担も減りますね。
今も半年以上経ちますが、『防己黄耆湯』はときどき飲んでもらっています。このように『防己黄耆湯』がよく効く方には長期に飲んでもらうことにより、膝関節痛がかなりラクになる場合が多いですね。ただし、『越婢加朮湯』は「麻黄(マオウ)」が含まれているので、胃腸の弱い方や高齢者、心臓・腎臓疾患のある方に注意して使用しなければなりません。Hさんには少量で使用しましたが、『防己黄耆湯』とはとても相性のよい薬でして、うまく使うと熱感をもつ腫れには大変有効です。
2008年02月06日(水) No.286 (山内先生(産婦人科)のコラム)

「食品の寒熱(寒性)


春の旬の食べ物を紹介する前に今回は食べ物の寒熱についてお話します。
食品には人の体を温めてくれたり、ほてりをさましてくれるものがあります。
あまり自分には関係ないと思ってる方も多いと思いますが、ある初冬の頃の話ですがこんなことがありました。患者さんから「しばらく飲んでいた血圧の薬が先月から増量となり、その頃から夜中もトイレに起きるくらい尿が近くなったけど、これはその薬の副作用ではないか?」との質問がありました。その患者さんが飲んでいる薬は血管を拡張し、血圧を下げるタイプで、尿が近くなったりする副作用は無いものだったので「最近、食べ物も含め生活の変化はないですか?」と聞いたところ「本州の友人からおいしい柿をたくさん送ってもらい、毎日食べているくらいかな…」とのことでした。
ここでのキーポイントは『柿』でした。
じつは柿は寒性の食品で体を冷やす働きがあります。また、スイカ、桃、ハトムギなどと同じで、カリウムが多く利尿作用もあります。
結局、トイレが近くなったのは薬の副作用ではなく、この柿が原因ではないかと説明し、様子を見るようにお話しました。


次回来られた時に「食べるのを止めたら治まった」と驚かれていました。
この様に一般の食品でもいろいろ体に作用することもあるのです。
前述の柿、スイカ、桃、ハトムギの他、キュウリ、ナス、セロリ、トマト、バナナ、梨、パイナップル、緑茶、こんにゃく、みかん、そば、カニ、ビールなども寒性食品に入ります。
冷え性の方や貧血の方は体を冷やす作用があるので、特に寒い冬期間はこれらの食品の摂りすぎには注意しましょう。
次回は体を温める温性食品、常食に適する平性食品を紹介する予定です。
2008年02月06日(水) No.285 (原口先生(薬剤師)のコラム)