タイトル

第53話/正月と保健に関する薀蓄学


旧暦の1月は冬と春の中間でした。フランスでは16世紀まで春3月が年のはじめであったそうです。そのため、フランス語のプランタン(春)という言葉は、年の初めを意味していました。しかし、現在の太陽暦では冬の1..
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2008年01月02日(水) No.284 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

ソフトサイン/赤ちゃんのくせ(1)


【なくて七癖】といわれるようにだれしも何かしらくせをもっているものです。
これらは単なる個性としてたいして問題になりません。しかし子どものちょっと気になる【くせ】はしばしばお母さんの心配の種になりま..
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2008年01月02日(水) No.283 (秋山先生(小児科)のコラム)

帯状疱疹について


皆さん初めまして、網走皮膚科クリニックの川嶋利瑞といいます。このコラムの欄は、今まで国分皮膚科の国分純先生が担当していましたが、今月から国分先生と私で一ヶ月交代で担当することになりました。皮膚の病気のこと、皮膚の健康のことについて、少しでも読者の皆様のお役に立てればと思いますので、宜しくお願い致します。
今回は帯状疱疹という病気についてのお話とします。皆さん、帯状疱疹という病気の名前は聞いたことがある人も多いかもしれません。体の半分に湿疹が出来るとか、痛みを伴うとか、高齢者に多い病気だとか、また身近に帯状疱疹になった人を知っているという人もいるかもしれません。
帯状疱疹は子供の頃にかかった水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こります。普通のウイルス感染症は、症状が治ると同時にウイルスも体からいなくなってしまいますが、水痘のウイルスは、治った後も我々の背骨の中にある神経にずっと潜伏していることが知られています。通常は神経に水痘のウイルスが潜んでいても、特に悪さをする訳ではなく、何の症状も引き起こしません。しかし、何年、何十年の後に、我々の体力が落ちたり、疲労などで体の抵抗力が下がったりした時に、長年潜んでいたウイルスが活動を始めます。これが帯状疱疹です。


最初の症状は痛みから始まることが多いようです。体の皮膚のどこかに突然痛みを感じて、数日後に同じ場所に小さな水ぶくれのような湿疹が出来て、拡大していきます。ただし痛みと水ぶくれの部位は、必ず体の右か左の片側のみに限定されます。背中やお腹の真ん中を越えて左右両側に出たり、右腕と左腕の両方に症状が出ることはありません。これは我々の神経が背骨から左右に分かれて体に広がっていて、ウイルスもこの神経に沿って皮膚まで到達するためです。また、帯状疱疹は背中、お腹、胸などの体幹にしか出ないと思っている方も多いようですが、これは間違いです。頭から足先まで、人の体には全て神経が行渡っているので、神経に沿って出てくる帯状疱疹は、体のどの部位にも出る可能性があります。特に顔面に症状が出る場合には、場所によっては、目や耳などにも影響が出ますので、早めに適切な治療を開始することが重要です。
その治療ですが、現在はバラシクロビルという良い飲み薬がありますので、この薬を1日三回、1週間服用すると、痛みも湿疹も早く改善します。また、水ぶくれの部分には塗り薬を、痛みが強い時には痛み止めなどの飲み薬を併用することもあります。症状にもよりますが、大体2・3週間位で完治すると考えて良いでしょう。ただし、一つだけ厄介なことがあります。帯状疱疹が治った後に、神経痛が残る人がいるということです。帯状疱疹後神経痛と言いますが、いったん神経痛が残ると、何ヶ月もの長期間治療が必要になる方もいます。従って、帯状疱疹になってしまった場合、如何にして神経痛を残さないか、ということが大切になります。それでは逆に、どんな人が神経痛を残しやすいのでしょうか。神経痛は、年齢との関連があることが分かっています。高齢者の場合、若い人と比べると帯状疱疹後神経痛になる可能性が高くなることが知られています。もう一つ大切なことは、治療を開始する時期です。当然の事ですが、発症後、一日でも早く治療を始めた方が神経痛を残す可能性が低くなります。逆に帯状疱疹後神経痛で長く通院している患者さんは、症状が出てからも、たいしたことはないと考え、1週間程経過して痛みが強くなってから受診した人に多いことも事実です。
帯状疱疹は、約6人に1人が経験する、比較的頻度の高い皮膚病です。有効な薬がありますので、帯状疱疹後神経痛という後遺症を残さないために、痛みを伴う水ぶくれや湿疹が出来た場合は、1日でも早く治療を開始することをお勧めします。
2008年01月02日(水) No.282 (川嶋先生(皮膚科)のコラム)

女性と漢方(40)〜更年期障害と漢方薬(1)〜


『46歳Gさん。最近、熱くなったり、寒くなったりと体温調節がうまくいかない感じがする。頭もボーッとするし、職場の友人からは「ちょっと早いけど、更年期の症状なんじゃないの?」と云われ、ショックをうけて(笑)当院に来院。』


自覚症状は「胃が弱く、のぼせて、頭痛、立ちくらみがある。手足の冷えは特にひどい。疲れやすい、生理痛も強い。よく、青アザができる…」と多彩でした。Gさんには、以前にも紹介したことがありますが、『当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)』をまず処方いたしました。飲み始めて比較的早くに効果がみられ、「あまり疲れやすくなくなり、身体が軽く動くようになった」との事でした。生理痛も出血量が減り、以前よりも楽になって大変喜んでいらっしゃいました。ただ、「まだ、頭がボーッとするのと、毎日1、2回は急に体温が上がったのかと思うくらいに身体が熱くなって汗が吹き出ます。」が悩みのようでした。
これはいわゆる典型的な「冷えのぼせ」の症状です。そこで「突然カーッと熱くなって、汗だらけになる」という言葉をキーワードに『五積散(ゴシャクサン)』を追加処方したところ、実にうまく効いてしまいました。一ヶ月後は調子がいいので、「のぼせを感じたらのむように」と指導しましたが、本人は真面目に休み無くのんでいたようでした。
あるとき、Gさんは「一日三回はのめなくて、お昼を忘れて二回になることが多いのですが、調子はいいです。この前の生理もラクでしたし、三回のまなくてもいいのでしょうか?」との事。
回数を減らして大丈夫ならばそれでいいに決まっているのに、患者さんはよくこういう質問をされます。どうも「医者でもないのに自分勝手に判断するな」と怒られた経験がある人はおそるおそる報告する方が多いですね。
私は患者に「あなたの身体が一番正直に答えてくれるので、調整してのんで下さい。」というようにしています。のむのを忘れるのは体調がよくなった証拠ですから。
2008年01月02日(水) No.281 (山内先生(産婦人科)のコラム)

旬を食べる2


前回は冬が旬の食べ物としてカキを紹介しましたが、今回はその他の冬が旬の食べ物についてお話します。
一年中出回っている、ほうれん草の旬が冬だったとご存じでしたか?栄養価が高い緑黄色野菜の代表として、食..
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2008年01月02日(水) No.280 (原口先生(薬剤師)のコラム)