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第50話/OAB(過活動膀胱)って、知ってますか?-トイレが近い、我慢できずに尿が漏れる


ある50歳以上の男女を対象にした調査では、「トイレが近い(頻尿)」と答えた人は実に3割以上もいました。さらに、「毎日、就寝後にトイレに起きる」という人は約3割でした。そして、原因について聞いたところ、約6..
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2007年10月04日(木) No.269 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

ソフトサイン/言葉の発達4 テレビの影響


1999年、米国小児科学会は「脳の発達を妨げる恐れがあり、2歳未満の乳幼児にはテレビを見せるべきではない」と勧告しました。
乳幼児がテレビを見ることによって、知能や情緒の発達に不可欠な親や保育者との..
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2007年10月04日(木) No.268 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方(37)〜アトピー性皮膚炎を漢方薬で治す(2)〜


『32歳Tさん。幼少からのアトピー性皮膚炎で、さまざまな治療を重ねて症状は一進一退を繰り返しています。現在はリバウンドの急性期の症状である「全身が真っ赤でまぶたや湿疹部にむくみがあったり、汁がにじみ出してジクジクしている」わけではなく、少し落ち着いて、くすんだ赤みを伴ったカサカサの時期に入ってきているようです。漢方薬に興味?があり、試してみたいとの事で来院。』
Tさんのような「赤くてカサカサ」といった亜急性期の皮膚に対しては、基本薬としては『三物黄ごん湯(サンモツオウゴントウ)』を使うことが多いです。この薬には、「赤みをとる作用」「痒み止め作用」「体に潤いを与える作用」を持つ三種類の生薬を含んでいます。しかし、Tさんは顔中心に赤くてカサカサしている状態でしたので、『辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)』を処方してみました。この薬は鼻炎や副鼻腔炎の薬としては有名な漢方薬ですが、実は鼻の通りを良くする働きのほかに、清熱作用と皮膚に栄養を与えて水分を補うという作用ももっているのです。さらには、これらの効果を上半身(とくに首から上)に運ぶ作用のある生薬が配合されているので、顔中心のカサカサに効果があるのです。


さらにこの方はむくみも出やすいタイプ(実はぽっちゃりしています)なので、『防己黄耆湯(ボウイオウギトウ)』も併用しました。これは大変有効でして、Tさんからは喜ばれました。皮膚症状の改善だけでなく、下肢のむくみも取れたようです。
アトピー性皮膚炎の場合は、「むくみ」にも注目して、基本になる薬にプラスしてあげることは漢方医学的にはとても重要なことなのです。
2007年10月04日(木) No.267 (山内先生(産婦人科)のコラム)

食物から作られた医薬品(2)


今回は、前回話したようにイワシ、さんまやハーブのカモミールから作られた薬を紹介します。
野菜をほとんど食べないイヌイット(エスキモー)に脳血栓や心筋梗塞などの血栓症が非常に少ないということがわかり、研究の結果彼らの血液中には他民族よりEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれていました。
EPAやDHAはイワシやさんまなど青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸(油の一種)で中性脂肪やLDLコレステロール(悪玉)を下げる効果があります。イヌイットはこのような魚やそれを主食としているアザラシを常食にしていたのです。
EPAは現在医薬品(エパデール)にもなっています。


中性脂肪やコレステロールが下がり、血液がサラサラになり、血のめぐりが良くなります。人は血管とともに老いると言われますので、毎日の食事にこれらの魚をおおいに利用してみてはいかがでしょうか?
ヨーロッパでカモミールとよばれるキク科の二年草・カミツレの花は、白い菊を小さくした感じの植物でヨーロッパの民間薬の代表です。主として花を乾燥してお茶として飲みますが、わずかな苦みと一緒に甘い香りが広がります。
ヨーロッパでカモミールは俗に「植物の医者」と呼ばれていて、そのハーブティーは風邪や不眠の予防、消化不良時に家庭で古くから飲用されていました。
薬としては、その成分のアズレン(青色の成分)の炎症を抑える作用を使い、顆粒の胃薬(マーズレン、アズレンなどの商品名)として胃炎や胃潰瘍に使ったり、結膜炎、角膜炎などの目薬(AZ点眼薬など)として使ったり、うがい薬や口内炎の薬、炎症止めの軟膏(アズノールなど)としても広く製剤化されて使われています。
2007年10月04日(木) No.266 (原口先生(薬剤師)のコラム)