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第40話/老後を健康で暮らすための老年学の一断章/その一・寿命はDNAが握っている


寿命とは、生物が生まれてから死ぬまでの時間のことです。その時間は生物の種類によって異なりますが、ほぼ一定です。例えば、動物の寿命はネズミで4年、ゴリラで50年、象で80年といわれています。最大寿命者の二枚..
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2006年12月10日(日) No.223 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

ソフトサイン おんぶと抱っこ


最近、おんぶをして赤ちゃんを連れてくるお母さんに出会うことはまれになりました。街中でも、ほとんどのお母さんは赤ちゃんをベビーカーにいれるか、抱っこ帯で抱いて歩いています。つい20〜30年前まではほとんどが..
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2006年12月10日(日) No.222 (秋山先生(小児科)のコラム)

女性と漢方27〜ひどい生理痛(その2)〜


『32歳Mさん。不妊を主訴に来院。もともと冷え症もあり、生理のとき量が多く、痛みもつらいとの事。』この方の外来に来られたときの第一印象は、妙に唇がカサカサしていた点でした。このように「肌や唇にツヤがなくてガサガサしている状態」は東洋医学的には、「血虚(ケッキョ)」と云いましたね。以前お話したように、「血虚」は「貧血」とは異なります。血液の栄養が末端まで行渡らない状態ですから、当然ながら「眼精疲労」「脱毛」「集中力低下」などの症状も起こり得ます。
「血虚」を治す4つの生薬の代表選手そのもので構成された漢方薬に『四物湯(シモツトウ)』があります。この薬を基本骨格にして様々な症状に対応できるように生薬を追加したことで「血虚」対策の漢方薬はいろいろあります。前回登場した『当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)』もこの『四物湯』がベースになっています。


Mさんには『温経湯(ウンケイトウ)』を処方しました。この薬は『四物湯』に止血作用(月経過多)・気を巡らせる作用・体を温める作用・下腹部の痛みを取る作用をもつ生薬が追加されています。また、西洋医学的には排卵に関わるホルモンの分泌を正常化する作用も動物実験で証明されているようです。つまり「冷えていて子供が出来にくく、月経過多に伴う下腹部痛に悩まされる」という方にはまさしくうってつけの薬でしょう。
処方後、一ヶ月してMさんは「体が最近暖かく、体調がいい」と云って来院されました。実は「体調がいい」というこの一言が大事なのですね。漢方薬は身体の本来の状態に戻そうという作用が働きますから、治したい症状以外にも様々な効用が現れてきます。二ヶ月経って、排卵もしっかり起こるようになり、生理痛も軽くなったとの事でした。現在妊娠に向けて頑張っています。
この方は不妊を主訴に来院されましたが、不妊に『温経湯』が有効というわけではありません。身体の状態が『温経湯』にあうものであったに過ぎません。ですから、同じ薬をほしいという方がよくいらっしゃいますが、この点をよく理解していただきたいと思います。さもなければ、漢方薬本来の効果は得られませんから…。
2006年12月10日(日) No.221 (山内先生(産婦人科)のコラム)

身近な医療器具「血圧計」


医療器具として前回の体温計の次にメジャーなのは、血圧計ではないかと思います。
血圧計にも指や手首で測るもの、腕で測るものなどいろいろなものがあります。
まず、最初に知って欲しいのは血圧計には基本的に2つのタイプがあるということです。
病院ではお医者さんが聴診器を使って血管の音を聞いて血圧を測っています。これと同じように血管の音を、聴診器の変わりに腕帯に内蔵している高感度マイクで聞き取る聴診法(コロトコフ法)のタイプと血管の振動で測る簡便な測定法(オシロメトリック法)があります。
家庭用の血圧計で多く使われているのは、後者の振動を聞き取るタイプですが、聴診法タイプのものも上級機として市販されています。


手首や指で測るタイプのものは手軽に使えるメリットがありますが、誤差が大きく、日常の目安に多少なると思いますが、治療の参考にはなりにくいと言うのが本音です。
一般的に血圧と言えば上腕動脈の血圧を意味するため、医療機関でも上腕で血圧を測定します。つまり、そう考えれば、上腕で測るものがお薦めだということはわかりますね。
血圧を測る際は、テーブルにタオルなどをひいて腕をのせ、できるだけ心臓と同じ高さにすると良いでしょう。
これは心臓と腕の高さが10cm違うと血圧も約7mmHg誤差が出ると言われているためです。
血圧も体温と一緒で、日内変動(個人別)もありますし、お風呂に入った後などは血管が拡張するので低くなったり、気温の低い時や運動した後は血圧が高くなったりするので、運動後などに血圧を測る場合は、5分ほど安静にして測ると良いでしょう。
治療のため毎日計測する場合は、それを目安にお薬が処方されますので、主治医の先生からよく説明を聞いて測って下さい。特に指示が無い場合は、1日2回程度(朝晩など)できるだけリラックスした状態で、毎日同じ条件やタイミングで測る様にするとよいでしょう。
2006年12月10日(日) No.220 (原口先生(薬剤師)のコラム)