タイトル

第36話/とても稀な男性シンボルの病気(その3)


陰茎の曲がりや大小」ペニスは本来、真直ぐなものですが、稀に、上下や左右に曲がっている人がいます。これを医学用語で「陰茎湾曲症」と呼びます。排尿の時尿が真直ぐに飛ばないため、自分のズボンを汚したり、便器..
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2006年08月10日(木) No.206 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

ソフトサイン〜見える・見る1〜


赤ちゃんはいつごろから物が見えるようになるのですか?と聞かれることがあります。
また赤ちゃんは、生まれた時から物が見えることを知っているようですが、うちの子は自分の顔を見つめてくれないと心配なさるお母さんもいます。
生まれたばかりの新生児でも、強い光に対してまばたきをしたり、まぶしそうな目つきをしたりしますから、光を感じていることは間違いありません。しかし、生後2ヶ月未満の赤ちゃんは、目の前に急に何かが近づいてきても「まばたき」することはありません。脅迫反射と呼ばれるこの「まばたき反射」は、生後2〜3ヶ月になって初めて出現するようになります。この反射は、大脳皮質の視覚中枢が働き始めたことを意味しています。
まばたき反射と同様に、物をじっと見つめたり、動く物を眼で追ったりするためには、視覚中枢がある程度機能してきていることが必要です。赤ちゃんが「注視」をするようになるのは生後1ヶ月、「追視」がはっきりと認められるようになるのは、生後2ヶ月以降のことです。ですから、うまれたばかりの赤ちゃんがお母さんの顔を見つめてくれないからといって心配する必要はありません。
現在考えられている赤ちゃんのおおまかな視力をしめしておきます。


生まれたばかりの赤ちゃんは、強度の近視で、「見る」ということではなく、「見える」という状態です。3〜4歳でほぼ大人と同じ視力に達しますが、いろいろな点で完成するのは5〜6歳といわれています。
赤ちゃんは一体どういう色を好むのでしょう。赤ちゃんのお気に入りの色は、赤、黄、オレンジ、青などであり、とくに赤い色に対して強い関心を示すことが多いようです。ちなみに赤ちゃんが、色の名前を理解したり、色を言葉で表現したりすることができるようになるのは、ずっと後のことです。赤、青、黄色など3〜4色の名前を理解したり、表現できるようになるのは3〜4歳ごろです。
☆赤ちゃんの視力
○生下時…0.02程度
○1歳…0.2程度
○2歳…0.5程度
○3歳…0.8〜1.0
2006年08月10日(木) No.205 (秋山先生(小児科)のコラム)

医療報道の上手な受け取り方


ある内科の先生が、「患者さん達は、医者の言う事より『みのもんた』の言う事の方を良く聞くんだよね」と、ぼやいていた事がある。
二ヶ月ほど前、あるテレビ番組で「足の裏のホクロは癌になりやすく危険」という..
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2006年08月10日(木) No.204 (国分先生(皮膚科)のコラム)

女性と漢方23〜更年期にもいろいろ〜


『49歳、Jさん、女性。最近、急に胸が苦しくなったり、気分が落ち込んだり、頭にきたりで、とにかく気が変になりそう。半年前から生理も不順で、同年代の人も更年期と云われた人もいるとの事で、来院。』
更年期の方の背景は、西洋医学的には「女性ホルモンの失調」ですが、単にそれだけではありません。家庭では子供の進学・就職の問題、仕事を持っている方は立場上のストレスなど様々なことが影響する年代なのです。
更年期障害を東洋医学的に扱うときのカギになるのは「気の異常」です。しかし、「気の異常」は「血」「水」にも影響するので、それぞれに対応する生薬で構成される漢方薬が必要になります。(気・血・水については以前の号を参照)「気の異常」は決して精神の病気を意味するのではなく、私達が日常誰でも経験する現象です。イライラしたり、胸が締め付けられるような思い、気力がなくなる、頭に血が昇る感じなど皆さんは一度は経験しているでしょう。更年期に限ったことではありません。ですから、更年期専用の漢方薬が存在するのではなくて、主に「気の異常」を治す薬の一部が更年期の薬と称して有名になっているだけなのです。


Jさんには『加味逍遥散(カミショウヨウサン)』を処方しました。この薬の名前の「逍遥」とは、「ぶらぶら歩く、定まらない、多彩」という意味があります。つまり、様々な症状が出現するような方に使う薬として名付けられたのです。『加味逍遥散』には「気の異常」の中でも「気うつ」に対応する生薬が含まれ、皆さんご存知の「薄荷(ハッカ)」も入っていて、発散させたり、通りを良くしてスッキリさせる効果があります。また、この漢方薬には「血」「水」のバランスも良くする生薬も含まれていますから、動悸やめまいにも有効です。
この方がもしも動悸・めまいが主な症状で「気の異常」が無い場合は、『桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)』を迷わず処方したでしょう。なぜでしょうか?「気の異常」が無いならば、それに対応する生薬は必要ないのです。生薬の種類が多ければ、症状に対する守備範囲は広がりますが、その分効果の切れ味は悪くなるのですから。この点が症状を見極めて処方を選ぶ「漢方薬の妙」なのですね。
2006年08月10日(木) No.203 (山内先生(産婦人科)のコラム)

薬は見た目で判断できない?


病院で処方されたかぜ薬をお渡しするときに「こんなにたくさん薬飲むの?」と言われることがあります。
一般的に市販のかぜ薬は1種類しか飲まないのに対して、病院では3〜5種類くらいの薬が処方される事が多く、普段あまり薬を飲まない方は特に驚かれます。また、市販薬を飲んでもなかなか治らなかったかぜが、病院の薬を飲んですぐ治った経験をした方も多い事と思います。
今回は市販薬と病院でもらう薬の違いについて、かぜ薬を例に挙げてお話します。
市販薬はセルフメディケーションと言って自己決定による治療になります。この場合、のどの痛みは取れるが咳は止めないとか、鼻水は止めるが熱は下がらないかぜ薬をあなたは買いますか?
つまり、市販薬に求められるのはいろいろな症状に効くということなのです。市販のかぜ薬は1錠の中に7〜9種類(多いものでは12種類以上)もの成分が含まれていて、いろいろな症状に効くようにつくられているのです。それは説明書や箱の成分表を見れば一目瞭然で、成分の量は病院の薬に比べると少し控えめになっています。


これは、市販薬は不特定多数の人が使用し、症状を一時的に抑えることに使用される事が多く、安全性を配慮しなければならないためで、成分の種類や量が規定されているためです。
一方、病院の薬は、咳があるときは咳の薬、熱やのど痛みがあるときは解熱消炎剤など、その人の症状、体格、体質などにあった薬を、その人に合った量でお医者さんが処方します。また、1錠に1成分しか含まれていないものが多く、その人の症状に合わせて5種類の薬が出ることもあります。そうなるとたくさん薬を飲む感じがしますが、市販薬から比べれば、必要のない薬は飲まないので種類は少ないと言えます。また、病院の薬には市販薬に許可されていない成分も多く、良く効くということもあります。
その分、副作用に関して少し注意が必要な場合があり、自分に処方された薬を他の人にあげたり、量を勝手に調節して飲んだりしてはいけません。
市販薬も安全に配慮されてはいますが、副作用がないと言うわけではないので、説明書き等をしっかり読んでから服用して下さい。
2006年08月10日(木) No.202 (原口先生(薬剤師)のコラム)