タイトル

第27話/北海道は性感染症王国


この文章のショッキングな題名は、平成17年10月8日北見市民会館で開催された第14回北海道思春期研究会の基調講演のなかで、熊本悦明氏(性の健康学財団名誉会頭・札幌医科大学名誉教授)が述べた言葉であります。も..
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2005年11月10日(木) No.163 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

ソフトサイン〜母乳と環境ホルモン〜


いろいろな農薬の使用や、身辺のゴミ消却から発生するダイオキシンが草木、動物を汚染し、その結果として人体の血中濃度を上昇させ、生殖能力にまで影響を及ぼしている可能性が指摘されています。とくに母乳中には脂肪が多く含まれているので、母体に蓄積されたダイオキシンは、母乳を通じて赤ちゃんに移行します。母乳は果たして大丈夫なのでしょうか?
・母乳中のダイオキシン濃度
平成6・7年度心身障害研究によると、母乳中のダイオキシン濃度は、母乳中の脂肪1g当たり平均26.6pgTEG(TEG=毒性当量)であり、平成9年のさらに詳しい検討では、17.4と報告されています。諸外国ではイギリス29〜37、ドイツ28〜37、カナダ16〜23などであり、わが国とほぼ差はないようです。大阪で保存されていた凍結母乳のダイオキシン濃度の測定によると、1974年の32.1から、1996年には16.3にほぼ半減しています。20年前と比較し、環境中のダイオキシン濃度は1/3になり、ダイオキシン発生に対する規制も始まっていることから、現在母乳中のダイオキシン濃度はさらに低下しているものと思われます。


・母乳中のダイオキシンの影響
諸外国で多くの検討がなされています。とくにオランダで詳細にわたる調査が行われています。オランダは、ほかのヨーロッパ諸国と比較するとダイオキシンによる汚染が深刻であり、母乳中の濃度も高いとされています。工業化の進んだロッテルダムと農村地域からの400組の母子が選ばれ(半分は母乳栄養)、血液、母乳中のダイオキシン濃度、甲状腺ホルモン、成長、神経発達、免疫機能への影響などが検討されました。その結果、2例の母乳児に甲状腺刺激ホルモンの増加(甲状腺機能は正常)1例に一過性の免疫機能の異常がみられたのみで大きな影響はみられていません。
ダイオキシンによる母乳汚染の問題は最近起こったわけではなく、母乳育ちの赤ちゃんは以前は現在よりももっと多量のダイオキシンに暴露されていたわけです。しかし少なくとも現在成人した人に異常があるわけではありません。「ダイオキシンが心配だから母乳をやめる」という必要はなく、これまでと同じように母乳を続けてください。
2005年11月10日(木) No.162 (秋山先生(小児科)のコラム)

子供のおしゃれによる障害


最近、中学生や高校生の化粧によるにきびの悪化、かぶれ、ピアスによるかぶれやケロイドなどのおしゃれによる障害で来院する患者さんが増えています。中学生や高校生の顔の皮膚は皮脂の分泌が盛んでニキビがある程度出てしまうのは普通のことです。ただ、その皮膚をファンデーションなどでカバーしてしまうと毛穴や皮脂腺がつまり、ニキビを作りやすくしたり、悪化させてしまう原因になってしまいます。また、中学生や高校生の皮膚はまだ未熟です。未熟な皮膚に「化粧品」などの異物をつけると感作(アレルギーを起こしてしまう)される率が高くなってしまいます。

特に子供たちは色々な所で安価で不純物が多い製品を買うことが多いので注意が必要です。「ピアス」も同様です。『孝経』の「身体髪膚(しんたいはっぷ)之れを父母に受く、敢て毀傷せざるは、之れ孝の始め也」などという言葉はもちろん知らないのでしょうが、簡単に耳(時にはおへそやもっと大切なところ)に安全ピンで・画鋲で・自分で・友達に・札幌で・お店で、穴を開けてしまいます。子供の皮膚はもちろん耳でもまだ未熟ですから、そこに穴を開けて異物を挿入すると、金属アレルギーを起こしやすくかぶれを起こしたり結節やケロイドを作ったりさまざまな障害を起こします。
子供の皮膚は透明で美しいものです。わざわざ下手くそなセンスの悪い化粧で汚く皮膚を覆うより何もしないほうが綺麗なのだということ、また、子供が耳にピアスをしていても決して格好がよくないこと、そして色々な皮膚の障害が出てくることを、私たち大人が気付かせてあげなければと考えます。
2005年11月10日(木) No.161 (国分先生(皮膚科)のコラム)

女性と漢方14〜病は「気」から?(その5)〜


今回も症例を紹介しながら解説します。
『41歳、Eさん、女性。以前より便秘がちであった。このところ仕事上のトラブルでストレスを感じていたが、腹部の膨満感が次第に強くなり、腹がはって胃のあたりまで苦しい..
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2005年11月10日(木) No.160 (山内先生(産婦人科)のコラム)

お茶のよもやま話 5杯目


今回も前回に続いて、緑茶の疑問や活用術、お茶の雑学についてお話します。
良く聞く話だと思いますが、本当に薬をお茶で飲んではいけないのでしょうか?
昔から一般的に言われているのが貧血の治療で飲む「鉄剤をお茶で飲まないで下さい。」という注意ですが、これはお茶のタンニンが鉄と結合して腸からの吸収を妨げるため薬の効果が無くなると言うことですが、今はよほど濃いお茶でなければ、多少の吸収低下はあるが効果を示さないほどではないと言われています。

しかし、一部の抗生物質の吸収や頭痛薬、風邪薬に含まれるカフェインの働きを抑えたり弱くする場合があるので、基本的にはお茶で薬を飲まない方が良いでしょう。
話は変わりますが、宵越しのお茶は体に毒というのを知っていますか?茶にはタンパク質が含まれていて、通常はタンニンの抗菌作用で保護されていますが、水溶性のタンニンは数煎飲むことでお湯に溶け出して無くなり、水に溶けない脂溶性のタンパク質はお茶の葉に残ります。つまり、前の日に入れたお茶の葉に、また翌日にお湯を入れて飲むと、そのタンパク質が腐敗し、お湯に溶け出すため食中毒を起しやすくなると言うことです。
また、外から帰ってきた時や喉の調子が良くない時にお茶でうがいをすると、抗菌作用があるので効果が有るとも言われており、お茶のうがいを実践している幼稚園などもあるみたいですよ。
風邪のシーズンになってきたので、みなさんも試してみてはいかがですか?
2005年11月10日(木) No.159 (原口先生(薬剤師)のコラム)