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薬の基本6


 今回はあらためてジェネリック(後発)医薬品や薬局のメリットについてお話します。
 皆さんもご存じだと思いますが、ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許が切れた後に、別のメーカーから販売される先発..
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2017年04月26日(水) No.790 (原口先生(薬剤師)のコラム)

薬の基本5


 市販されている医薬品を購入する時に対応する職種として、薬剤師、登録販売者という薬の専門家がいます。
 薬剤師とは6年制大学の薬学部を卒業し、その後国家試験に合格して与えられる資格で、医療用医薬品の調剤から一般医薬品の販売まで、全ての薬を取り扱うことができます。
 一方の登録販売者は都道府県知事が行う試験を合格し登録を受けた人で、一般医薬品のうち第2類、第3類を販売し相談に応じることができます。(ちなみに登録販売者の合格率は全国平均で約45%程度です。)


 インターネットから一般用医薬品を買うときも、基本的には実際の店舗で買うときと同じように専門家が薬を使用する方に質問し説明を行ってから販売することになっています。インターネット上には、違法な販売サイトや偽造医薬品などを販売しているサイトなどもあり、「医薬品販売サイト」で検索すると厚生労働省に届け出されているインターネットでの医薬品販売が行われている店舗の一覧が出ますので購入する際は一度確認してみましょう。
 また、違法な販売サイトや薬物の販売を見つけたときは厚生労働省が設置する「あやしい薬物連絡ネット」又は都道府県の薬務主管課まで連絡してください。個人輸入と称して海外から医薬品を販売するサイトもありますが、危険な成分が混ざっていたり、薬の濃度がバラバラだったり、成分がほとんど入っていなかったりということもあり、なかには副作用などで重大な健康被害にあわれた方もおり大変危険です。「あやしい薬物連絡ネット」等ではその関連情報も詳しくお知らせしていますので、個人輸入のリスクについてもよく確認してみてください。
 医薬品である以上副作用が起こる可能性はゼロではありませんので、それを購入する際は薬剤師や登録販売者などの専門家に相談することが、自分自身で出来る重要なリスク回避の1つとして大切な事だと思います。
2017年03月30日(木) No.786 (原口先生(薬剤師)のコラム)

薬の基本4


 患者さんから聞かれる質問の1つにこの薬はどんなところに保管しておけばいいですか?というのがあります。特にお子さんをお持ちのお母さんなどから多い質問です。
 基本的に薬は常温(医薬品における常温とは..
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2017年03月01日(水) No.782 (原口先生(薬剤師)のコラム)

薬の基本3


 薬を正しく使うには薬剤師の説明をよく聞き、疑問点があればすぐ確認をしましょう。調剤薬局で渡す薬の説明文や一般の薬局やドラッグストアで販売している薬にも必ず説明文書が入っています。そこには薬の正しい使..
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2017年02月01日(水) No.778 (原口先生(薬剤師)のコラム)

薬の基本2


 今回は薬を有効で安全に使うための方法をお伝えします。
 薬にはそれぞれ有効に効く飲み方などがあり、その通りに飲まないと効果がなかったり副作用が出やすかったりします。
 内服薬を飲むタイミングとしては食前(食事の30分位前、胃に食べ物が入っていないとき)、食後(食後30分以内、胃に食べ物が入っているとき)、食間(食後2時間くらい、食事と食事の間で食事中ではありません)、寝る前(就寝15〜30分位前)、とんぷく(痛い時や発作時など必要のある時服用する薬で食事は関係なし)があります。その他湿布薬などの外用剤もあって貼付剤などはお風呂を上がって30分以後など人それぞれの使い方があるので、それに関してはお医者さんや薬剤師によく聞いて用法を守ってください。


 また、薬は倍飲んだからと言って倍の効き目が出るわけではなく、多く飲みすぎることによって中毒症状や副作用が出やすくなることもあり注意が必要です。もし飲み忘れに気付いたときは次に飲む時間や体から薬が排泄される時間の計算などもあるので、慌てて2回分飲まないこと、また症状がよくなったからと言って勝手に止めると、病気が再発したり完治しないこともある他、思いもよらない副作用が発現する事がありますので、必ずお医者さんか薬剤師に相談しましょう。
 お医者さんから処方された薬はあなただけの薬で、その人の年齢、性別、体質、症状、病気、検査データなどを考慮の上、処方されています。女性は飲めるが男性には使えない薬やその逆もあり、また年配者には使えるが若い人には使えない薬などもあります。
 症状が似ているからと言っても他の人に自分の薬をあげるのは大変危険ですので、絶対止めて下さいね。
2016年12月29日(木) No.774 (原口先生(薬剤師)のコラム)

薬の基本1


 今回から数回に分けて薬の基本として、安全に使うための方法や正しい使い方、かかりつけ薬剤師や薬局の話、薬の専門家の話などをシリーズでお伝えします。分かりきっている方も多いと思いますがもう一度おさらいし..
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2016年12月01日(木) No.770 (原口先生(薬剤師)のコラム)

高額ながん治療薬


 厚生労働省は10月4日、優れた治療効果はあるものの、患者1人の薬代が年間約3500万円とされる新型がん治療薬「オプジーボ」の薬価について、2017年度と18年度の2段階で値下げする方向で進んでいます。
2016年11月02日(水) No.766 (原口先生(薬剤師)のコラム)

不思議なアレルギー反応!?


 今年の北海道は台風や大雨の影響で、秋に花粉を飛ばすイネ科の植物のアレルゲン(アレルギーを起こす花粉などの原因物質)の放出は少ないかと思われますがそれでも油断はできません。
 春のシラカバ花粉とは違..
2016年10月05日(水) No.762 (原口先生(薬剤師)のコラム)

青いポケモントレーナーの薬!?


 みなさんはポケモンの中のキャラクターにカミツレというスーパーモデルのトレーナーがいることをご存知ですか?
 このカミツレですが実際に存在する花から名前を取った様で、和名ではカミツレで西洋名ではカモ..
2016年09月01日(木) No.754 (原口先生(薬剤師)のコラム)

生活習慣病と薬物治療


 生活習慣病はその名の通り、偏食、運動不足、喫煙、ストレスなどを含む、ふだんの生活習慣が発症や進行に深く関わっています。高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満が代表的なもの。これらは「死の四重奏」と呼ばれ、もちろん単独でも恐ろしい病気ですが、重複すると命にかかわる危険が増すのです。
 高血圧・脂質異常症・糖尿病はサイレントキラーと呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま、体の中で動脈硬化が静かに進行していきます。そのまま病気に気づかずに、また気づいても「自分は大丈夫」と治療をせずに放っておくと、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞などが起こり、取り返しのつかないことになりかねません。


 お医者さんは食事や運動など生活習慣を改善しても、治療目標値に届かないときに薬物療法を追加します。 そしてその薬はあなたの症状にあわせて処方されています。
 もし薬を飲み忘れても、2回分を1度に服用することは、絶対にしないで下さい。効果が強くあらわれて危険な場合もあります。
 薬により病気が良くなってきたからといって、油断は禁物です。自分の判断で薬をやめたり、量を減らしてはいけません。治療前より悪化してしまう恐れがあります。
長期間薬を飲む場合が多い生活習慣病には、じっくり気長につきあう覚悟が必要です。
 最近は週刊誌などで治療は必要ないなどとおっしゃっているお医者さんもいますが、そういう方はほんの一部で一般的ではない独自の治療をされる方が多いように見受けられます。週刊誌はそれを面白おかしく記事にする傾向がある様です。
 ほとんどのお医者さんは、日本全国はもとより世界中の多くの治療成績などをもとに診療・投薬されています。
 なぜ病院に通う必要があるのか?またなぜ薬を飲まないとならないのか?疑問があれば、かかりつけのお医者さんや薬剤師に聞いてみて下さい。
2016年08月04日(木) No.758 (原口先生(薬剤師)のコラム)

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