タイトル

医薬分業のデメリットについて


 前回話したように、今回は紙面の都合上医薬分業のメリット、デメリットのデメリットとその理由についてお話します。まず、主なものを挙げるとこの3点になるかと思います。
〔局へ行くのが面倒。
 これは..
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2017年11月29日(水) No.818 (原口先生(薬剤師)のコラム)

海外と日本の医薬分業について


 ドイツの医薬分業の歴史は長く、医師には調剤権はなく薬剤師にのみ調剤権があります。医師は薬局を所有できず、共同経営者にもなれません。病院の薬剤部は院内処方のみに対応し外来患者の処方箋は全て院外に発行さ..
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2017年11月01日(水) No.814 (原口先生(薬剤師)のコラム)

医薬分業の始まりと 海外の現状について


 西暦1200年頃の西洋において国王などの権力者が、陰謀に加担する医師によって毒殺されることを恐れていました。これを防ぐために神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世が、病気を診察するあるいは死亡診断書を書く者(医師)と、薬を厳しく管理する者(薬剤師)を分けたことに由来します。
 1240年には5ヵ条の法律(薬剤師大憲章)を定め、医師が薬局をもつことを禁じました。これが医薬分業と薬剤師制度のルーツとされています。それ以来現在に続くまでずっと、医師と薬剤師の役割を分け薬局と病院の経営を分けることで、不適切薬を排除、不正の防止、過剰投薬等を抑制、二重チェック等の実施で薬物治療が社会と個人にとってより有益になるように行ってきたのがこの医薬分業の仕組みだったのです。
 医薬分業制度により、欧州の薬剤師は医薬品の独占的な販売権や調剤権を国家から認められることと引き換えに、
●いつでも、どこでも必要な薬を安定的に国民に供給する責任。
●薬の副作用、相互作用、過剰投与などの危険から国民を保護。
●薬についての完全な把握。
●薬の厳格な管理。
●よりよい薬の研究、開発、製造。
●ニセ薬の排除。
●規格書(薬局方)の作成と開示。
●価格の不当な高騰の抑制。
などの役割を果たしてきました。
 現在もヨーロッパ、アメリカなどの先進諸国では一般的な制度として浸透しており、医師と薬剤師の業務は厳格に分けられていますが、時代とともに薬局の薬剤師に求められる仕事も移り変わりつつあります。


 薬物療法を通して人々の生活の質を上げることを使命とし歴史上の役割のほかに、
●地域の中の保健担当者として健康と生活を守る。
●健康に関する相談に乗り適切な医薬品提案によりセルフメディケーションに寄与する。
●一般用医薬品の選択を適切に支援する。
●薬物療法に関して薬剤師の立場で評価し監査を行う。
●薬物療法が適切に行われるよう情報を患者に伝える。
●薬物療法の管理を行う。
●在宅で療養する患者の薬学的ケアを担う。
などの役割を担っています。
 次回は欧米と日本の医薬分業の違いやなぜ厚労省が医薬分業を進めるのかを話す予定です。
2017年10月01日(日) No.810 (原口先生(薬剤師)のコラム)

秋の体調不良


 気温も下がって爽やかな行楽の季節である秋。「夏場よりも過ごしやすいはずなのになぜか体調を崩しやすい」と感じている方はおられませんか?お盆も過ぎると 朝晩の気温が下がり涼しさを感じるようになります。夏..
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2017年09月01日(金) No.806 (原口先生(薬剤師)のコラム)

帯状疱疹について


 今年は前回お話しした様に、寒い日が続いたかと思うと急な気温の上昇など気候の変化も激しく、そのせいか抵抗力や免疫の低下などで帯状疱疹になる方が多い気がします。
 帯状疱疹の話を患者さんしてみると、ほ..
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2017年08月02日(水) No.802 (原口先生(薬剤師)のコラム)

春の体調不良の解消法


 春の体調不良は天候や気温の変化、生活の変化によるストレスで起こりやすくなります。今年は特に気温の変化が激しく風邪はもちろんですが、免疫低下などでめまいや帯状疱疹などを含む体調不良を起こし病院を受診する人が多いように感じます。
 それではそれを予防するためにはどうしたら良いのでしょうか?
 規則正しい生活とバランスの良い食事、自律神経の興奮を抑えしっかり睡眠をとり、体を冷やさないようにすることが大切です。


食事は栄養のバランスのとれた3食を出来るだけ決まった時間にとることや基本的に昼間活動する動物である人間は朝起きてすぐカーテンを開けて日光にあたったり、軽いストレッチをすることで、体内時計が朝型に変わり自律神経が整いやすくなりストレス解消に効果があります。
 気温差の激しいこの季節は、炭酸水入浴などを週5回以上10〜20分程度することも効果的で、それにより副交感神経が活発化しリラックスすることでストレスの解消につながり自律神経が次第に整うとも言われています。また、生姜など体を温める食材を摂取したり、上着を一枚はおるだけでも体を温め血流も良くなって、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンや、やる気ホルモンと呼ばれるドーパミンの分泌が活発化し、冷え症はもちろん風邪や免疫の低下、血圧の上昇など成人病の予防にもつながります。ゆっくりお腹で深く息をすること(腹式呼吸)でも副交感神経が優位になってストレス解消につながる他、これらによって寝付きも良くなり春バテの防止になります。しかし、せっかく入浴や食事法、呼吸法を行っても、その後パソコンを操作したり、布団に入ってからスマホをいじったり、メールをしたりしていると、それらの画面から出るブルーライトで交感神経が刺激され良質な睡眠の妨げになるので寝る前などのリラックスタイムには使用しないで下さい!
 また疲れたと感じる前からこれらを実践していた方が効果的です。
2017年07月05日(水) No.798 (原口先生(薬剤師)のコラム)

春バテ!?


 春は温かくなるとは言え、まだまだ寒い日もあり昼間と夜の気温差も激しく、身体がついていかなくなった経験はありませんか?
 春バテとはそんな春に起こる体の不調の事を指します。
 不調になる原因は色々ありますが、以下のようなことが考えられます。
○新入学や進級、就職や転勤など今までの生活が変化することの多い季節であること。
○春先は大陸からやってくる移動性高気圧の動きが複雑なため気圧の変動が激しくなるため。
○春は天気の移り変わりのサイクルが早く、昼間と夜の寒暖差が大きくなることが多いため。
○寒暖差で起こる身体の冷えや生活の変化に伴うストレスでホルモンバランスが崩れるため。


 天候や生活の変化に体が対応するのが精一杯という状態になり、体に不調が出てくる様です。症状としては、以下のようなことが挙げられます。「イライラする」「気分が落ち込む」「憂鬱な気持ちになる」という症状は、新しい生活に対する緊張や精神的ストレスで、自律神経が乱れてしまいます。また、「肩こり」や「めまい」「手足が冷える」「身体がだるく感じることが多い」という症状は、天候不順や激しい気圧の変化などから起こる身体の冷えや目まぐるしく変わる天気や気温の変化に自律神経が上手く対応できなくなり、身体がバテてしまうのが原因の一つとも考えられます。
 そしてこのような自律神経の乱れや冷えが長期間続くと最終的には「夜あまり寝られない」「寝つきが悪くなる」などの症状を引き起こし、そのせいで寝覚めが悪かったり昼間に眠くなったりして、睡眠のサイクルが狂ってしまいます。
 悪循環になり進行していくと、五月病やうつ病へと発展していってしまうので、そうなる前に対処したいですね。
 次回は春バテの解消法や対策などについてお話していく予定です。
2017年05月31日(水) No.794 (原口先生(薬剤師)のコラム)

薬の基本6


 今回はあらためてジェネリック(後発)医薬品や薬局のメリットについてお話します。
 皆さんもご存じだと思いますが、ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許が切れた後に、別のメーカーから販売される先発..
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2017年04月26日(水) No.790 (原口先生(薬剤師)のコラム)

薬の基本5


 市販されている医薬品を購入する時に対応する職種として、薬剤師、登録販売者という薬の専門家がいます。
 薬剤師とは6年制大学の薬学部を卒業し、その後国家試験に合格して与えられる資格で、医療用医薬品の調剤から一般医薬品の販売まで、全ての薬を取り扱うことができます。
 一方の登録販売者は都道府県知事が行う試験を合格し登録を受けた人で、一般医薬品のうち第2類、第3類を販売し相談に応じることができます。(ちなみに登録販売者の合格率は全国平均で約45%程度です。)


 インターネットから一般用医薬品を買うときも、基本的には実際の店舗で買うときと同じように専門家が薬を使用する方に質問し説明を行ってから販売することになっています。インターネット上には、違法な販売サイトや偽造医薬品などを販売しているサイトなどもあり、「医薬品販売サイト」で検索すると厚生労働省に届け出されているインターネットでの医薬品販売が行われている店舗の一覧が出ますので購入する際は一度確認してみましょう。
 また、違法な販売サイトや薬物の販売を見つけたときは厚生労働省が設置する「あやしい薬物連絡ネット」又は都道府県の薬務主管課まで連絡してください。個人輸入と称して海外から医薬品を販売するサイトもありますが、危険な成分が混ざっていたり、薬の濃度がバラバラだったり、成分がほとんど入っていなかったりということもあり、なかには副作用などで重大な健康被害にあわれた方もおり大変危険です。「あやしい薬物連絡ネット」等ではその関連情報も詳しくお知らせしていますので、個人輸入のリスクについてもよく確認してみてください。
 医薬品である以上副作用が起こる可能性はゼロではありませんので、それを購入する際は薬剤師や登録販売者などの専門家に相談することが、自分自身で出来る重要なリスク回避の1つとして大切な事だと思います。
2017年03月30日(木) No.786 (原口先生(薬剤師)のコラム)

薬の基本4


 患者さんから聞かれる質問の1つにこの薬はどんなところに保管しておけばいいですか?というのがあります。特にお子さんをお持ちのお母さんなどから多い質問です。
 基本的に薬は常温(医薬品における常温とは..
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2017年03月01日(水) No.782 (原口先生(薬剤師)のコラム)

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