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第59話/たかが小便、されど小便


泌尿器科は排尿(小便)に関する病気が中心です。ところで、医学の発達が未熟な昔でも、現代と同じような病気が存在していたのでしょうか。今回は、江戸時代の川柳を調べて、当時の泌尿器科の病気について探ってみま..
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2008年07月03日(木) No.312 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第58話/前立腺ガンの3大治療法とは


前立腺ガンの治療には手術ばかりでなく、放射線療法および内分泌療法の3つの治療法が広く行われています。そして、ガンの悪性度、進行度(ステージA〜D)、PSAの値、患者さんの年齢と希望などを考慮して、いずれ..
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2008年06月05日(木) No.307 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第57話/前立腺ガンの診断のポイント


50歳以上の男性の前立腺の中に、無症状のガンの芽である潜在ガンが約2割発見されると報告されています。そして、この小さな潜在ガンから臨床的に症状のあるガンになるまで、数十年かかるといわれています。
この..
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2008年04月30日(水) No.303 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第56話/前立腺ガンの診断とPSA発見史


PSA測定、直腸診、経直腸的超音波検査の三つは、いわば前立腺ガン診断の「三種の神器」です。これらの検査で前立腺ガンが疑われる場合には次に針生検を行い、前立腺の細胞を調べて、最終的にガンであるかどうかを診断します。
直腸診は、肛門から人さし指を直腸の中に入れて、前立腺の大きさや形、硬さを調べる検査です。前立腺ガンが進行した場合、クルミのように硬く触れます。経直腸的超音波検査も、やはり肛門から太い万年筆くらいの超音波発信プロブを挿入して検査します。ガンの部分では超音波の反射が低くなり、血の流れが亢進します。
この三つの検査のうち、体に負担をかけず採血するだけで簡単に検査が出来て、前立腺ガンの早期発見に役に立つ検査がPSA測定です。PSAは前立腺から作られる特異的な蛋白質で前立腺癌マーカーと呼ばれています。
このPSAは健康な男子の血液中にもわずかながら存在し、PSA値が4(ng/ml)以下であれば正常と判断します。4から10までの場合は10人に2〜3人、
10から20までの場合は10人中5人、20以上では10人中8人に前立腺ガンが発見されます。

このように、PSAが高くなるにつれてガンの陽性率が高くなるのです。しかし、PSA値が4以下の場合でも前立腺ガンが発見されることがあります。しかし、その発見率はきわめてわずかですので、4以下の人には、直腸診や経直腸的超音波検査で異常を認めない限り積極的に精密検査(生検)を勧めません。
閑話休題。PSAの発見者はアメリカのWangという人で、1979年前立腺組織から発見しました。ところが、それ以前の1971年に日本人の原という人が精液から前立腺の特異物質を発見し、γーセミノプロテイン(γーSm)と命名しましたが、実はこのγーSmとPSAは同一物質だったのです。しかし、原氏の論文は日本語であったため、残念なことに国際的に評価されずに終わりました。
今や、前立腺ガンの診断にはPSAは必須ですが、最近驚いたことに、自宅で出来る自己判定PSA測定キット(?)がネット販売されているのを知りました。
2008年04月03日(木) No.298 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第55話/増加する前立腺癌とPSA


最近、日本でも前立腺癌が増加してきたといわれています。
世界的に見た場合、前立腺癌の割合は肺癌、胃癌に次いで第3番目です。欧米人に多く、米国では男性の癌の中の患者数は第1位、死亡数は第2位となってい..
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2008年03月06日(木) No.293 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第54話/血精液症の話し(その2)医聖ヒポクラテスと血精液症


「人生は短く、芸術は長い」という有名な言葉を残したヒポクラテス (紀元前460年―紀元前377年) は古代ギリシャの医者。エーゲ海のコス島に世襲の医者の子として生まれ、父より医学の手ほどきを受けました。両..
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2008年02月06日(水) No.288 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第53話/正月と保健に関する薀蓄学


旧暦の1月は冬と春の中間でした。フランスでは16世紀まで春3月が年のはじめであったそうです。そのため、フランス語のプランタン(春)という言葉は、年の初めを意味していました。しかし、現在の太陽暦では冬の1..
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2008年01月02日(水) No.284 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第52話/血精液症の話し(その1)赤い精液が出た時は?


ヒトの体から血液が出てくる症状は、重症の病気が存在する信号です。例えば、尿に血液が混じって赤くなる血尿の場合、膀胱癌や腎癌がしばしば発見されます。喀血や血痰では肺癌、吐血や下血の場合は胃癌や大腸癌が原..
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2007年11月30日(金) No.279 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第51話/膀胱炎と似た症状の新しい病気「間質性膀胱炎」


「トイレが近い」、「排尿の時に痛い」などは、膀胱炎の典型的な症状です。その診断にはまず、尿を採ってもらい、顕微鏡でその尿を調べます。尿中に白血球と細菌が多数認められると、急性細菌性膀胱炎と診断します。..
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2007年11月06日(火) No.274 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

第50話/OAB(過活動膀胱)って、知ってますか?-トイレが近い、我慢できずに尿が漏れる


ある50歳以上の男女を対象にした調査では、「トイレが近い(頻尿)」と答えた人は実に3割以上もいました。さらに、「毎日、就寝後にトイレに起きる」という人は約3割でした。そして、原因について聞いたところ、約6..
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2007年10月04日(木) No.269 (古屋先生(泌尿器科)のコラム〜ドクトル・フルヤの知って得する泌尿器科講座〜)

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