タイトル

眼の周りのカブレ


最近、眼の周りの湿疹やカブレで来院する患者さんが増えています。
眼の周りの湿疹やカブレの原因には色々なものがあります。目薬、アイシャドウやマスカラなどの化粧品、アイプチ、プールで使用する水中メガネ、ビューラー、まつげパーマの液など…。
意外にも原因として最も多いのは目薬(点眼薬)です。白内障、緑内障、アレルギー性結膜炎などで病院から処方される物から、疲れ目用に薬局で買い自分で使用している物など様々な点眼薬が原因になる事があります。目薬を使用していて目の周りのカブレが治らない方は一度、皮膚科で検査してみて下さい。
最近、原因として増えてきたのはビューラーとまつげパーマによるカブレです。
ビューラーによるカブレは、金属アレルギーのある人に起きてしまいます。まぶたのビューラーの当たる所とほほ骨の上のビューラーの当たる所に一致して湿疹が出ます。
まつげパーマによるカブレは比較的症状が重症になってしまいます。美容師さんや、エステティシャンの方々はもちろんご存じだと思いますが、厚労省から平成16年に頭髪用のパーマ液は眼や眼の周りの皮膚に障害が出る可能性が高いのでまつげには使用しないように通達が出ています。まつげパーマ用の液は頭髪用と違うと反論があると思いますが、実際には殆んど同じか、もしくはかなり近い成分で出来ています。皮膚に直接ついてしまうとかなりの高率で皮膚障害が起きますので、安易に通販でまつげパーマの液を手に入れ自分で施術するような事は止め、きちんと熟練されたプロの方にして頂く方が良いでしょう。ただ、まつげパーマの「プロ」の方々も「プロ」であるならば少なくともパーマ液の成分、起こりうる障害を把握して頂きたいものだと思います。
私は決してまつげパーマに反対しているのではありません。だって、まつげのクルッとした女性はやはり可愛いですし、実は私も大好きなんです…。♡
さて、この原稿が掲載される頃には、市長選挙も終わっていますね。
北見市は、経済的にも医療情勢も、殆んど何もかもが大ピンチの状態です。早いうちに、私利私欲や党利党欲とは無縁の、「市民の心と一つになって市を建て直すんだ!」というような人で、しかもパワーのある人に市長さんになって貰いたいものですね。
ところで、北見市の「新型インフルエンザ対策」はどうなっているのでしょうか?まさか、まだ何も対策を取っていない…なんて事はないですよね、市長さん、市議さん方、市役所さん。報道各社には、確実な調査に基づく詳細な情報提供を期待する所です。感染拡大予防の措置はどうなっているのか、何人分のワクチンが備蓄されているのか…あなたは知りたいですか?(ちょっと怖い)
2008年12月29日(月) No.335 (国分先生(皮膚科)のコラム)

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