タイトル

現在の薬剤師は


今、薬そのものを作るのは製薬会社の仕事で、薬剤師が薬自体を作るのは売っていない薬でどうしても必要な時くらいですが、それはそれで薬剤師の腕の見せ所でもあります。
その代わりと言っては何ですが、薬剤師の仕事には「情報伝達」と「薬害防止」という2大業務が加わりました。

「最近は薬局でいろいろ説明を受けるけど、面倒くさい」と言う方がいらっしゃいますが、情報開示の傾向や人権尊重の立場から、また患者さん自身の安全の為にも治療法・服用薬について知ってもらわなくてはならないと言うことからなのです。
患者さんには、一人一人異なった生活や価値観・好みがある様に同じ病気でも治療法や治療薬も違ってきます。昔は「命さえ助かれば…」と患者さんは我慢をしてきましたが、今はいかに日常生活を損なわないで治療できるかを考える時代です。
現在は慢性病が多く、患者さんが薬を飲み忘れたり、勝手に止めたり、人から薬をもらったりする人がいます。
薬には副作用がつきものですので、それを未然に防ぐため患者さんに薬に対して正しい知識を持ってもらうことも薬剤師の大切な仕事のひとつです。
一般に医療職の中で薬剤師というと「おとなしくて、クソ真面目で暗い」と言うイメージを持つ方が多いようですが、もちろんとても積極的で、ユニークで明るい薬剤師もいます。「よき友…くすし」と徒然草の中にもあるようにお知り合いに薬剤師が一人いるとなかなか便利な物です。
今度、薬局へ行かれたときは何か聞かれてみてはいかがでしょうか?
2004年03月10日(水) No.46 (原口先生(薬剤師)のコラム)

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