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足の硬いできもの…「これって、ウオの目?タコ?イボ?」


今月は、読者の方からご要望がございましたので、足にできるウオの目、タコ、イボについて書かせて頂きます。


◆ウオの目
正式には鶏眼(ケイガン)と言います。足の裏や足趾に、強い機械的な刺激が長期間加わっていると出来てしまいます。皮膚の一番外側にある角質が肥厚し、中心部に角栓という芯のようなものを作り、圧痛を伴います。治療は比較的簡単で、角質を軟らかくする薬を貼って1〜2週間後にきれいに削って切除します。芯を取る
ときに、少しだけ痛みがあります。
◆タ コ
正式には胼胝(ベンチ)といいます。ウオの目と同様に、長期間の機械的な刺激により出来ます。足の裏や足趾の場合は、ほとんど角質のみが厚くなり、ウオの目と違い芯は出来ません。治療はウオの目と同様ですが、芯がありませんので痛くありません。《ペンダコや座りダコの場合は、角質の下の表皮と呼ばれる部分も厚くなる為、削った後外用剤が必要になります。》
◆イ ボ
正式には疣贅(ユウゼイ)といい、ヒト乳頭腫ウイルスによる感染症です。足に出来ると、一般の方にはウオの目やタコと区別がつきません。小学生以下の子供さんの場合、タコやウオの目はほとんど出来ませんから、足に硬い物が出来たらイボと思って下さい。大人の方でも、ご自分でウオの目やタコと思い込んで来院される方の3割程度はイボです。治療は液体窒素による凍結療法が一般的ですが、週に1回程度の通院で数ヶ月に及ぶこともあります。《難治の場合は特殊な外用剤やレーザーなどを使う事もあります。》ウイルス感染症ですので、数が増えたり、ヒトにもうつしたりしますので、根気良い治療が必要です。
2003年11月10日(月) No.26 (国分先生(皮膚科)のコラム)

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